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2006年5月18日

頑張る3年女子

今年の女子チームは3年生全員が中学から始めた初心者で、2年生は殆ど小学校時代ミニバスを経験しています。したがって学年では先輩後輩の関係ですが、バスケット年齢では2年生の方が先輩を追い越す形となります。

そんなメンバーが1つの部活の中で練習しているのだからしっくりこないのが正直なところでしょう。

当初この2年生達が中学入学してきた時、凄まじい勢いで先輩達を追い越してスタメンを奪取していくのだろう…と予想していたのですが、現実はそう簡単にはいかないものでした。

例えば、確かに基本的なシュートは上手いのですが、実際の試合でそれがミス無く生かされるのかというとそうでもありません。

一見上級生たちと混じって対等に試合をしている様に見えて、内容は単発な攻めだったり、雑な処理であったり、失敗した後なかなか立ち直れなかったり…。当初の予想とは異なり、得点の取れないミスの多い選手という評価に変わってしまいました。

ところで私は常々「試合に出場した者は、そうでない者と比べて収穫は多く、特に競った場面で自分が出場して一つでもプレイが成功した場合など、その選手が得た物はこれまでの練習で得た物の何倍も大きい。したがってチーム強化にはなるべく多くの選手に競った場面で出場してもらい、悪戦苦闘しながら自分のやるべき仕事をまっとうして欲しい。」と思っています。

その為スタメンについてもチーム育成時期と完成時期とで変わることもあり、特に育成期間では1試合での出場メンバーが特に多く、試合内容も接戦になることが多いです。

毎年この育成期間では自分の具体的な目標を持っている者が少なく、「本能」だけでプレイするものが多いのでなかなか成長できません。

特に女子は男子と異なり基本体力が弱い。したがって自分が出場した時に「素早いドリブルで中盤突破し相手ディフェンスを崩す」とか「ディフェンスの位置を見て、空いたスペースからボールをもらってシュートを打つ」などの具体的目標が無いと、コート上で時間だけを消化して終わってしまうことが多いのであります。

さて今年の3年生女子ですが、紆余曲折ありながら多くの者達が育ってきました。今では2年生達より頼もしいと思う者まで出てきて、一生懸命やることから得た「自信」が彼女らの行動を変えたものと確信しています。

自信の付いた者は表情も明るくなり、行動も素早くなり、苦しい練習も前向きに捉えてこなせる様になってきた。春季大会以降でこの様な選手達が増えるというのはコーチから見ても実に誇らしく思えます。

スタメンを2年生に取られた者もいれば新チーム時より怪我で苦しんできた者もいる。しかし挫折を経験しても誰も辞めずに成長することが出来た。夏季大会までまだ1ヶ月ある。3年生は更にあがきながらも大いに羽ばたいて欲しい。

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