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2006年6月26日

闘えない選手達

夏季大会前日に聞いたエース江口のダウン。早くも波乱を感じさせるものだった。

試合は幸い第4試合目とお昼過ぎからの開始。

江口からはかなり熱は下がり大丈夫と(親から)連絡があった。

この様なケースはこれまで大丈夫だったことはない。

会場にやってきた彼の姿は、これまでの自信一杯のオーラを放つ彼ではなく、病み上がりの真っ白な顔をした弱々しい一人の少年だった。

それでも彼が来たことにより終始そわそわしていた男子メンバーは一様に安心した表情に変わった。

そして何が起こるかわからない夏季大会のトーナメントが始まった。

まず1ピリで我がチームに起こったこと。「ファールトラブル」だった。早々に下級生センターが2ファールを犯し、そして江口、牧、長谷部も2ファールでベンチに下がった。

相手の山○中は気合が入ったチーム。少し荒削りではあるがランアンドガンでどんどん攻めて来る。江口の病み上がりとスタートのファールトラブル、更には相手からの気合負けで1ピリは17-8で9点ビハインドだった。

それでも2ピリは練習したディフェンス成果と復活した江口のドライブで30-28と逆転して前半が終わった。

「個人ファールが多い!何故何度も同じ状況からのファールを吹かれるのだ!?悪いポジショニングにいるということが分からないのか!?」ハーフタイムで檄を飛ばす。それでもこの雰囲気ならこのまま突き放せると思っていた。

しかし後半に入っても相手の気合入ったプレイは止まらず、病み上がりからか江口のスピードは止まり、粘土の様な顔色に変わっていく。シューター本山も暑さと気合負けからか本数を放っても3Pが入らない。

終始勢いのある山○中に対しまた元の「弱小」に戻ってしまった我がチーム。

牧も練習の成果を出せず5ファールであっさり退場。何も出来ないまま終わってしまった。

後半スタミナ切れの江口は前半14点の得点に対して0/10の0点。最後までコートには立つことは出来たが、もはや「エース」とは呼べない姿に変わってしまった。

ボールはシューターに回る。皆からの期待と責任を背負いながら本山はシュートを打つ。しかし何で入らないのだろう…。練習では絶好調だった彼。後半だけで2/16の3P確率だった。

江口失速、牧退場、本山不調、一人長谷部が4ピリ気を吐いた。しかし一人だけでは山○の勢いは止められなく、最終的に71-44で男子は短い夏を終えたのである。

昨年はうちに圧倒的大差で敗れた山○中。そのイメージが1年間残っていて厳しい試合を予想していたようだ。応援に来た当時のメンバー(現在高1)からは「お前達は試合する前から気合で負けていた!」と厳しく一喝され、江口らは全く返す言葉も無かった。

結局山○中は次の2回戦も大型の○美林に対して、2人の退場者を出しながらも延長戦で勝利を摑んだ。

うれし泣きをする生徒やコーチ。この姿を目前で見た江口達は何を想ったのだろう。

※個人名は変えてあります

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