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2006年6月 8日

唯一の下級生はエース!?

我が弱小男子バスケットボール部にはセンターポジションで唯一下級生が新人戦よりレギュラーとして頑張っている。バスケットは5人で闘うものであり、たかが一人とはいえその存在は大きい。

センターポジションと言えばどのチームもエースプレイヤーであり、大きくて、得点の取れる、チームにとってまさに大黒柱といえる存在である。NBAプレイヤーの「ジャバー」「ユーイング」「オニール」「ヤオミン」などセンタープレイヤーとして超有名である。

ではその下級生もその様な凄い選手なのか?と聞かれると答えは…NOである。

元々今期のチームは大きな選手不在で、現3年にはセンタープレイヤーがいない。新チームを組む時点で1人欠けた状態からスタートしたのである。

彼はミニの経験も無い素人ではあるが学年では大きい方で、紅白戦をさせると不思議にゴール下シュートだけは入った。

チーム事情でスタメンになったもの、試合となれば対戦相手がいる。自分が具体的に何をすべきか分からないと、ただコートを汗をかきながら往復するだけでとなり、スコアシートを見ても自分の数字(得点・リバウンド他)も出ていない。

ましてや相手のプレイヤーが実力者の場合、完膚なきまでに叩きのめされ、疲れた自分には悲しさや空しさだけが残る。

新チーム直後に彼が私に言われた言葉が「サンドバッグ」だった。相手にバンバン殴られるだけで、自分では何も出来ない状況が続き、ベンチで涙を流す日々が続いていた。

しかしこの涙は彼のものだけではなくチーム全体の涙であり、彼はその試練から逃げずに正面から立ち向かってくれた。

その成果は試合の度に記録する客観的数字となって現れる。その成長振りはもはやサンドバックではなく、チームのエースセンターとしての立派な数字である。

たった1年とはいえ問題から逃げ出さず「闘った」彼は他の同級生よりも大きな成長を遂げた。

弱小軍団の少年達は間違いなく成長しているのである。

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