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2006年7月 4日

悲しい過去

3年生最後の中大杯の前に学校では何やら問題が大きくなってきた様だ。意外とすっきりと最後のステージに向かい始めた3年達ではあったが、1部の2年生男子達が足を引っ張り始めたようなのだ。

当然この「問題」とはバスケットの技術面等のことではなく、学校生活での生活指導面での問題である。

今年のチームは決して強いとは言えなかったが、勝つ為、強くなる為に頑張ったと言える。しかし過去の経験において、「強くなれないチーム」の実態とは、基本的な学校生活での状況が大きく左右しているといえる。

もう10数年程過去の話になるが、バスケ部の顧問が変わった年の2年生の話である。異動された先生はもうこの代の生徒にはほとんど指導はしていなかったのだが、1つ2つ上の代が都大会出場ていたので、そんな強い先輩達を見て「自分達はここにいるだけで強くなれる」と勘違いをしていた様だ。

私が何故そう思ったのか…。それは彼らの練習に来たときの自発性の無さ(反省が無く工夫や創造性が無いこと)や、普段の生活態度の問題が顧問だけではなく、生活指導の先生を含めて学校で問題になっていたからである。常に誰か居ない。ミーティングしていても、突然生活指導の先生が入ってきて「○○を連れて行きます。」と言って何人か連れて行く。部活の時間には、全員がちゃんと揃わない。話が伝わらない。私が来ないと全く練習をしていない。私が来る日でも平然と遅刻をする。時間を守らない。

更に困ったのが親達は「自分の息子に限ってそんなことはありえません!」と思っていたようだ。普段から先生達から怒られてばかりいる生徒は、家に帰っても怒られた話しかしないから、父兄が来るとあまり良いことにはならない。

私のような外部指導員がどうこうして強くする環境ではなかったのである。

何人か辞めてもらった。親も文句は言えなかった。でも本当は「辞める」ことではなく、自分のあるべき姿に気づいて欲しかった。

学生であるのだから勉強するのが当たり前。それは親の為でもなく、学校の為でなく、自分の為なのである。学校だけでなく社会にはルールがある。何でルールがあるのか。バスケのルールは守れても、学校のルールは守れないのか!?社会のルールは守れないのか!?皆同じじゃないか!!??何故それに気づかないのか。それが悲しかった。

結局のこの代は公式戦1勝も出来なかった。しかし、最後までチームに残ったメンバーからは頑張ることの難しさや、一生懸命やることの大切さを少し理解してもらえたようだ。ただ、コーチとしては正直辛かった。もうこの様な代を生んではいけない。

先生方とも相談して、「いい子」でなくてもいい。自分の意思を持って、正しい判断の出来る人間を作りたい。

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