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2006年11月 9日

最近驚いたこと〜フランス貴族の家柄

時折読み返すお気に入りの本ってありませんか?
何回も読んでいるのに新しい発見があったり、読後にすがすがしい気持ちになれるから、時々思い出して手にする本。

戸塚真弓さんの 『パリからのおいしい話』(中央公論社)が私にとってのそんな1冊です。

戸塚さんはパリ在住のエッセイスト。
ご主人がフランス人で、フランスでの食事・食卓の話題をまとめた1冊です。
決してグルメ本ではないのに、おいしい料理を食べたい、作りたいと思わせるエッセイが詰まってます。

先日から『パリからのおいしい話』をまた読んでいます。
この中でとっても驚いたエッセイが…
今まで何度も読んだけど、さらっと読み飛ばしていたようです。

戸塚さんの友人で、十字軍遠征時代から続く古い貴族の家柄の女性 にまつわるエッセイ(うまいブイヤベースとは)。

彼女の普段の生活はつつましく、食事も質素で、彼女の家の什器のすばらしさは覚えていても、流行のファッションをまとった姿や、ごちそうになった料理は記憶にないほど。
ある日彼女が新たに買った山小屋でのスキーを誘ってきて、戸塚さんは思わず驚いた表情をみせてしまうというくだり。

以下、原文より抜粋

彼女はそれ(驚き)を見てとって、 「父がね、ルイ13世の時代の銀の燭台を二本売ったのよ。なんでも、有名な銀細工師の名前入りとかで、必要以上のお金に売れたものだから、山小屋を買ったの。」 と、嬉しそうに説明した。  (以下略)

たった二本の蝋燭立てで、山小屋!!!
どんな燭台かわかりませんが、ロウソク台2本ですよ!
それで山小屋(≒別荘)が買えるなんて、びっくりしました!
それも 『必要以上のお金』ということは、当初の目的への支払いの残りで山小屋を、ということ!

戸塚さんも書いている通り、古い貴族の底力を見た想いです。
いやぁーーー、私達には想像も及ばない世界です。

兄貴はこの話を聞いて、最初 ”うんうん”と半ば上の空で聞いていたのですが、一瞬全てが止まった後、”えーーっ!2本の燭台で???”
この反応が、お芝居をみているようで、人間って驚いた時、本当にこんな(芝居くさい)反応をするんだ。。。とそれも驚きでした(*^。^*)

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