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2007年7月 4日

夏季選手権男子3 回戦

女子に引き続き男子も3回戦に登場です。相手はY師中。身体能力の高い選手が多いチームであり、戦前より激戦を予想していましたが、現実は想像を越えるものとなりました。

こちらは体調不良の佐山が他メンバーから遅れてチームに合流。昨年度の江口のパターンと全く同じで大変な不安材料です。しかし今年は佐山をスタートにしなくても5人組めるのが強みと言えます。

スタートは川嶋・上田・井川・高久・井原と昨日練習したメンバーで始め、マンツーマンと2‐3ゾーンのチェンジングからスタートします。

試合はいきなり高久がターンシュートを決めて先制します。しかしエンドからのスローインで川嶋はY師の気迫に押されミスを連発しY師エースガードに連続得点を許してしまう。しかしベンチは慌てず、川嶋と佐山を交代してチームを落ち着かせます。

オフェンスでは練習したセットオフェンスにて井原・高久が確実に決めますが、直後のディフェンス・キャッチが甘く、ロングパスからの速攻を受けて突き放せません。

更にこちらは1ピリ早々からファールトラブルを起こしてしまい、オフェンスの調子が良い井原と上田をベンチに下げざる得ない状況に陥ります。そして病み上がりの佐山も直ぐに息が上がり、本来のスピードある展開に持ち込めません。

ピンチの1ピリ終了間際にY師センターから3連続シュートを受け、22‐16と6点ビハインドで終わります。

22点という失点が気になりましたが、まだ1ピリです。2ピリは2‐1‐2プレスからの2‐3ゾーンで入ります。

コート中盤からのプレスはY師ガード陣にミスを起こさせゲームをひっくり返します。更に相手エースガードが4ファールでベンチに下がり、こちらビッグチャンスを向かえました。

だがファールトラブルはこちらも問題であり、このチャンスに井原と上田が3ファールでまたベンチに下がります。

我がチームピンチの時間に川嶋・渡がシュートを決めますが、Y師エースの交代で出てきた選手に連続シュートを許してしまい35‐32と3点ビハインドで前半を終了。なかなか思う様に流れを持ち込めません。

この前半、フィジカルの強いY師を抑えるのにメンバーは予想以上の体力を消耗してしまいました。当然病み上がりの佐山は肩で息をしています。本来はオールコートを頭に入れたディフェンスのチェンジングで相手を揺さぶるのが我がチームの戦略でしたが、主力メンバーのファールと佐山の体力が心配です。

悩みに悩んで、後半は外角の無いY師に対して2‐3ゾーンのみを行い、リバウンドからの速攻及びセットオフェンスで対抗することに決めました。

このゾーンからの展開は速攻のきっかけを作りやすく、佐山や川嶋が暴れる時間が増え、セットに展開しても時間を使って井原がゴール下をねじ込みます。

だが4つファールをしているにもかかわらずY師エースガードはどんどん攻めては確実に決めて行きます。

この3ピリではかつて無い程のスピードあるラリーがコートで展開され、お互い一歩も引きません。苦しい時間帯に佐山を休ませたく上田をコートに戻すが、1ゴールと引き換えに5ファールで退場してしまう。佐山を含めたガードの体力はもうギリギリの所まで来て3ピリを終えます。

苦しいラリーの中、全員が集中することにより点差を2点縮めることが出来た。しかしまだ52‐51と1点ビハインドです。

インターバル中のベンチでは皆が声を掛け合い、これまでバラバラだったメンバーが勝利の為に一つになった。佐山もフラフラになりながらもメンバーの一人一人とタッチしながら声を掛けていた。

遂に最後の8分間が始まった。ここでも我がチームはゾーンで小さく守り、リバウンドからの速攻に集中する。

4ピリが始まって直ぐに川嶋の逆転のシュートが決まった。すると相手エースも入れ返し、又その後佐山がお返しのシュートを決める。この素早いラリーの中でも相手エースは直ぐに決め返して来ます。更にY師に連続シュートが決まり、離されるか…と思った所で井川がスリーポイントを決めて同点、力強いガッツポーズを見せる!

どこまでラリーが続くのだ?館内は歓喜と悲鳴が交互に溢れていた。だが遂に体力と集中力の切れた佐山が連続してターンノーバーをしてしまう。後半二回目のタイムアウトを取り、落ち着いてコントロールする指示を出す。佐山も皆に謝りながら何とか気持ちを持ち直してくれた。

だが一度流れが変わると元に戻す為には時間がかかり、そのきっかけとしてナイスシュートが欲しかった。我々が苦しむこの時間にY師はガード・センターが確実に決め、約2分間我がチームはノーゴールと大ピンチ。

そして残り3分、後半3回目のタイムアウトを要求。この時点で10点差となってしまったが、まだ何とかなる点差と時間です。ディフェンスを1‐1‐2‐1に変え、とにかく追いつくことに集中した。

後半はずっとディフェンスは引いていた関係でこのチェンジングは効果があった。早々にカットから高久がシュートを決めて良い感じになった。

だが今年のY師は本当に強い。失点があってもその機動力は落ちず、残り3分間は怒涛の連続ドライブで攻撃してきます。更にこの攻撃は全て決まってしまい、Y師ベンチと向かいの応援席はシュートが決まる度に蜂の巣をつついた様な盛り上がりを見せます。

我がチームも佐山と井原が死力を尽くし連続シュートをねじ込みますが、波に乗ってしまったY師のシュートはもう止まりません。

ベンチでも大声でファールゲームに持ち込む指示を出しますが、プレイしている選手達の耳には届かず、一方的に攻め込まれてしまいます。

大騒ぎのY師ベンチ。もはや我々に失点を抑える力は残されていませんでした。そして無情のタイムアップ。終了のブザーの音でY師は優勝したかの様にベンチ全員が立ち上がり喜び合っていた。

こうして最終スコア85‐68で我が男子チームは善戦虚しく3回戦で姿を消すことになり、3年男子の夏が終ってしまった…

※個人名は変えてあります

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