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2008年2月25日

♯箱根5区の名勝負

強風に振り回された週末でしたね。
神奈川エリアはそれでも電車の運行見合わせ程度の影響だったのですが、ニュースでみると大きな被害を受けた地域もあるようです。
皆さん、大丈夫でしたか?

土曜日の午前中、私達は太陽の明るさに誘われるように、サイクリングで出掛けたんですが、途中からの砂混じりの風にギブアップ!
自宅に引き返し、車でのお出掛けとなりました。

海岸線134号線を平塚方面に走りながら、”今日みたいな日が箱根駅伝だったら、と思うとぞっとする”というと、
”いやいや、5区で強風との戦いがあったじゃないか・・・”
という話に・・・

第77回大会(2001年)のこと。(東海大が2区棄権をした大会です。)
法政大は2区にエース 徳本一善を起用し前半から好位置をキープ。
5区大村一(4年生)にはトップで襷が渡された。

2位で箱根山登りに入ったのは優勝候補筆頭の順大 奥田真一郎
持ちタイム・実力から、大方の予想は奥田が大村を捉え、芦ノ湖には順大の逆転往路優勝であった。

私達は75回大会の大村を記憶していた。
9区を走っていた大村は鶴見中継所を目の前にして、繰上げスタートの合図を聞いた。
スピードは加速していたのに、わずかに届かなかった。
襷を渡すチームメイトが見えないことが信じられないかのように、何度も目を見開いた。
その表情が忘れられないでいた。

その大村、、、
ヒタヒタと追い上げてくる後続との戦いのほかに、もうひとつ、強風との戦いがあった。
4区までは平穏だった天気が箱根山頂付近で大荒れになった。
TV放送でも強風音が届くほど。
真っ向から向かってくる風。
目を開けているのも辛そうな風だった。
身を低くしてなんとか前に進む・・・が、進んでいるのか、風に押し戻されるのを耐えているのかわからない感じで見ている方も力が入る。

追い上げてきた 順大 奥田は大村を抜き去ることなく、大村のすぐ後ろについて風除けにした。
根競べが続く。大村も粘った・・・

そのうち、後続からもう一選手の姿が。
中央大の藤原正和(2年生)だった。
前年5区区間賞をとった中央大のエースがいつの間にかトップ二人に追いついてきた。

3人の・・・そして強風との戦いが続く。

下りに入ったところで一気に奥田が抜きさっていった。
藤原も続いた。
大村も粘ったが、付いて行く事はできなかった。

そしてゴールまであと少しという地点で藤原が奥田をかわし、往路優勝をもぎ取った。
藤原の強さを見せ付けられた後半の追い上げだった。

なかなか文章ではこの名場面ぶりを伝えきれませんが、我が家の名場面ベスト5のひとつです。
箱根熱がヒートアップした時でもあります。
テレビでも何回かこの場面が再放されています。

藤原は翌年も5区で3位、4年次は2区で1位という安定感をみせ、実業団HONDAに進みました。

この大村一選手、藤原正和選手が今週末の びわ湖毎日マラソン にエントリーされています。
大村選手は地元長野の公務員の傍ら陸上を続けているようです。
藤原選手は暫くレースでの活躍が聞かれませんでした。
しかし年初の実業団駅伝で区間賞という復活の兆しを見せています。

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♯箱根駅伝と、陸上と、、、」カテゴリの記事

コメント

しげた様、コメントありがとうございます。

やはり、あの2001年箱根5区を記憶されていますか!凄い戦いでしたよね。

当時の藤原選手は実力はもちろん、キャプテンシー、文武両道、そして本番での強さをもっていて、最近のような箱根取材であればまちがいなく四天王クラスの取り上げ方をされていた選手だと思います。
そして大村選手は、エースではないが、存在感ある(失礼ながら)名脇役の選手でした。

昨日の藤原選手、5年のブランクながら9位。
これからの活躍が大いに期待されますね。
マスコミの取り上げ方や沿道に並んだ応援旗からも彼の復活を待っていた人は多かったんだと実感しました。


投稿: shonangirl/湘南兄貴 | 2008年3月 3日 12:44

はじめまして!

僕も、あの伝説の「2001年の箱根駅伝5区」
を今でもよく覚えています~。

大村選手はホントに印象に残っています。

今日のびわ湖では藤原選手が2時間12分台で
ゴールしてましたね。

ひそかにオリンピック代表の座も期待していたのですが、
まずは復活への第一歩というところでしょうか。

投稿: しげた | 2008年3月 2日 23:29

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