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2008年7月30日

タスキを繋げ!

兄貴が書店に並んだ日に買ってきてくれました。

”タスキを繋げ!―大八木弘明-駒大駅伝を作り上げた男”

箱根駅伝ファンは思わず手にしてしまう一冊です。
だって、表紙はあの 大八木監督の顔がアップですから…

兄貴も私も、文字通り ”即読”でした。

大八木監督の(特に)箱根駅伝でなりふり構わず選手を叱咤激励する姿勢は好き嫌いの分かれるところですが、駒沢大学を駅伝の上位常連校に育て上げた手腕は誰もが認めるところでしょう。

大八木監督を中心に2007-08年のシーズンを通じて取材したものが本にまとめられています。

第一章は今年(84回)の箱根で駒沢大学が一番ヒヤっとしたであろう、6区藤井(4年)のブレーキの場面から始まります。
今年のレースをみた者なら、あの場面か…とすぐに脳裏に浮かぶでしょう。

箱根駅伝前の夏合宿、出雲駅伝、全日本駅伝の模様とともに、大八木監督の選手時代から駒大コーチ、監督になる経緯なども記されています。
選手については今春卒業した4年生を中心に語られています。

大八木監督の長距離陸上に懸ける想いや選手に勝つ喜びを経験させたいとの想いを、さらに一歩踏み込んで取材しています。
私は大八木監督の代名詞でもある、あの怒鳴り声はあまり好きではありませんが、少しは許せる気にもなります。

駒大、大八木ファンには堪らない1冊ですし、他大ファンであっても昨年の各駅伝の様子を思い出して楽しめます。
駒大選手が中心ですが、写真も駅伝ファンにはうれしい写真が選ばれています。

ただ、急いで本にまとめた様子がうかがえ、同じ内容を繰り返してページ数を稼いでいるように感じるのが残念です。

大学陸上長距離はトラックシーズンを終え、夏合宿に突入しています。
秋からはロード/駅伝シーズンで、箱根駅伝を念頭に合宿の成果やチーム状況の情報が徐々にでてくるでしょう。
合宿を取材したTV番組もきっとあり、そうなると気持ちは一気に08-09シーズンと来年の箱根です。
なので、今年の箱根を主題とした本なら今が出版時なんでしょうね。

駅伝オフシーズンのこの時期、箱根駅伝熱の種火を確かめるには十分すぎる本です。
連日の猛暑ですが、スポーツ熱をだしたい方は是非…

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