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2009年4月23日

2年生の頑張り

女子チームの初戦敗退により朝からガックリきてしまったチームスタッフ陣。大変なのはこれからです。

この日は男子の2回戦もあるのですが、女子とは別会場で行われ、移動に1時間半ほどかかります。

また我々が女子の試合をしている間に男子部の北沢からメールがあり、その内容にも落ち込みます。それはスタメンセンターの渡が吐き気を伴う体調不良で会場に来られない(欠場)という内容のものだったのです。

ただでさえ接戦を予想している試合に、エースセンターが欠場とは更に厳しい状況になりました。

でもチームで指揮する者がテンションを下げてはいけません。会場入りするまでに戦い方などを考え、気持ちを切り替えて合流しました。

対戦相手のR南の情報はあまりありませんでしたが、近くにミニがある学校ですし油断は出来ません。

スタートは近藤・宮田・北沢・茂木に下級生センターの尾形を入れて、マンツーマンから入ります。

試合が始まるとドタバタした展開からR南#14のドライブで先制を許します。こちらも負けじと4メンアウトの展開からシュートを狙いますが、なかなか良いタイミングで放つことが出来ません。

また渡の代わりにスタメン入りした尾形は、緊張した感じこそ見せませんでしたが、ボールを下げたところをR南ディフェンス陣に取られそうになり、思う様にシュートまでいけない。

試合は予想通りの接戦になりますが、こちらがスムーズに攻撃出来ないのを横目に、R南#14がドライブや3ポイントシュートと気持ち良く決め始めました。どうやら彼がエースの様です。

前半苦戦の原因として茂木のファールトラブルがありました。思い通りにいかないオフェンスの後の不要なファールでベンチに下がります。

更に前半における我がチームのシュート決定率も低く、苦しい時間が続きますが、北沢の1対1や近藤の3ポイントシュート等で前半を26‐20と6点ビハインドで折り返します。

エースセンター渡の欠場。パワーフォワード茂木のファールトラブルとい苦しい状況の中で、下級生センターの尾形は何とかしなくては…と焦り、空回りしたことでしょう。彼の頑張りはディフェンスリバウンドやカットプレイで評価は出来るのですが、チームとして得点を決めることが出来ません。

後半が始まり、R南は#14が綺麗な3ポイントシュートを決めて、いきなり流れを掴みみるみる点差が離れていきます。こちらもペイントエリアでの1対1を試みますが、ことごとく外れ、茂木が4つ目のファールでベンチに下がったところで作戦変更です。

相手得点源である#14に対して下級生フォワードの榊をフェイス・ディフェンスで付けるボックスワンの指示を出しました。能力は高いがバスケ初心者の榊。フェイス・ディフェンスと言われてもキョトン顔です。

しかし試合が再開すると指示された責任の重さを理解し始め、一転して必死の形相で#14にマークし始めます。

またガードポジションにも宮田に代わって下級生ガードの小野が入り、プレイヤー5人の内、3人が2年生という来期を意識したメンバーとなっていました。

ボックスワンの効果は直ぐに現れました。榊のマークを振り切ろうと#14が強引な1対1を仕掛けますが、駿足の榊を振り切ることが出来ません。そして無理に放つシュートが入ることは無く、我がチームはリバウンドからの速攻で息を吹き返します。

そしてリバウンドからのチャンスボールを必死に撃つ尾形。なかなかリングに入りません。でも榊や小野、北沢がこれを捩込み3ピリが終わり40‐29と少し差を詰めることが出来ました。

勝負の4ピリ。尾形を休ませ、4ファールの茂木を投入。ディフェンスは榊の脚力に期待し、ボックスワンを継続します。

チームの期待を背負いながら、榊は#14にへばり付き、力一杯付いていく。ボックスワンなど練習でやったことが無いのに、何で自分だけこんなに辛い役をしなくてはいけないのか…?きっとそんなことを考えたことでしょう。葛藤と辛さから榊の顔がみるみる歪んでいくのが分かります。

しかしシュートに関しては天性の感覚を持つ榊。どんなに疲れていてもボールを持ったら必ずリングに向かい、シュートまでいきます。

フラフラになりながらもシュートを決める榊。この姿勢に北沢が応えて榊に負けじと捩込みます。

しかしR南もただやられるのでは無く、プレスディフェンスで反撃してきます。相手も必死です。なかなか簡単に勝たせてはくれません。

タイムアウトでベンチ下がった北沢が「頑張っているのはみんな2年じゃないか!3年がもっと頑張れ!」と同級生に発破をかけます。

追い付けそうで追い付けず、茂木が5ファールで退場し、再び尾形を投入。期待に応えゴール下を捩込む。

4ピリも残りわずか、5点差まで詰めています。フラフラの榊を下げて、3年の青柳を投入。必死で#14にへばり付きますが、#14も必死に捩込み、差が縮まりません。

しかし北沢の連続シュートで3点差まで縮まり、あと少しで追い付けます。

必死に#14にマッチアップする青柳でしたが、しっかり残り時間を見ていた#14が最後しっかりボールキープをし、最終スコア50‐47と3点差で男子チームは敗退。激戦に幕が下りました。

エースセンター渡の欠場が痛かった男子チームでしたが、下級生がその穴を埋める為に死力を尽くした試合と言えます。結果については残念としか言いようがありませんが、これで男女春季大会が終了となり、残るは最後の夏季選手権大会のみとなりました。

土壇場の今期チーム。コーチとして、どう修正・育成するかを考えなくてはいけません。

※個人名は変えてあります

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