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2009年8月21日

対照的な二つの陸上コミック

週末 兄貴がソワソワしていると思ったら、 ”一瞬の風になれ”の4巻が発売されたとのこと。
書店に行って買わなくちゃ、、、と気もそぞろだったらしい。

それに 月刊ヤンジャンも発売だし、、、。
月刊ヤンジャンには ”風が強く吹いている”が連載中で、かなり佳境に入っています。

この 二つのコミック、共に陸上を扱った小説のコミック化です。

それぞれの原作は、

”一瞬の風になれ”(佐藤多佳子著)は高校陸上部の短距離選手 新二を主人公とした小説 (過去記事

”風が強く吹いている”(三浦しをん著) は箱根駅伝を題材にした大学長距離選手 走(かける)と灰二を主人公とした小説 (過去記事

いずれも 夢中になって読んだ小説です。
そして、その小説のコミック化。。。
面白くないはずがありません。

ともに 陸上を扱った小説なのだが、コミックの扱いが 実に対照的でその違いも、また面白い。

原作に忠実なのが、 ”一瞬の風になれ”
登場人物、エピソードの順番、ほとんど原作どおりで進行しています。

確か、この小説がテレビ化した際、作者のイメージと違っていて ひと悶着あったように記憶しています。
そんなこともあって、コミック化では配慮されているのかもしれません。

8月17日発売の 第4巻は、3年生の引退後 新二がキャプテンとなって 始動した新チーム
新人大会当日に、新二の兄が事故、そのショックで新二は走ることができなくなってしまう、、、という場面です。

原作読んでいるから、、、と思いますが、なかなか読ませてくれる漫画です。
100mの10秒、200mの20秒の瞬間のために積む練習、陸上部としてのチームワーク、陸上選手にとっての怪我などにも丁寧に触れています。
今回の4巻は特にレースの描写が一段と多くなり、面白くなりました。

もう一方の ”風が強く吹いている”は6月に5巻が発売
これもほぼ発売日に兄貴が買ってきました。

”風が…”は、原作と登場人物、エピソードが少々違っています。
原作になかった登場人物も多く登場します。
 … ライバル校のマネージャー、走の高校時代の仲間、前年自分の失速でシード落ちしたライバル校のエース、中距離のエースで駅伝だけでてくる選手などなど。
エピソードも、タイムの上がらないあがき、長距離が好きなのに諦めた無念さ、家族への想いなどなど、原作になかった話も出てきます。

作者が原作には書ききれなかった思いを、違った形で表現しているようで、こちらも夢中で読んでしまいます。
特に 陸上(選手)を諦める場面や その後応援(サポート)する側に回っての選手達との関係、
努力しても タイムが上がらず、才能ある選手に追い越される 焦り・失意 とか 目がウルウルしてきてしまいます。

第5巻は 箱根駅伝の復路7区終盤まで。
このあと、いよいよ 主人公の走と灰二が9区、10区と登場してきます。
恐らく6巻で終わりとなるのでしょうが、単行本の発売日が既に待ち遠しいです。

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