« 大学強化練習0821 | トップページ | 久しぶりに熱くなった甲子園 »

2010年8月23日

悔しい 銅

競泳界のエース 入江選手が苦悩しています。

18日から米国で開催された パンパシフィック選手権(以下パンパシ)
初日の100M背で4位、2日目の50M背で6位と表彰台を逃し、背水の陣で臨んだ 200M背

入江選手の最も得意とする種目 200M背泳ぎ
結果はアメリカ勢2名に次ぐ3位
タイムも今季ベストを更新することはできませんでした。

そして 直後にでたニュースでは ”悔しい思いしかない” ”200Mで今までにないくらい自信がなくなっている” という 入江選手のコメント
心配ですね~
(その後 このコメントがある記事は全て書き直されているようです。)

国際大会での銅メダルはもちろん立派な成績です。

しかし、今大会のパンパシでは 午前の予選で決まる1-8位の決勝には 同国で2名までとするルールがあり、このルールのため、米国3人目の選手が決勝レースには出れなかった。
そして、そのタイムは 予選4位の入江選手より上の3位のタイム

好調な状態で現地入りした入江選手にとっては、表彰台の一番高いところを目指していたはず。
最低でも 2番手米国選手より上を。。。

レースはスタートでそれほど離されず前半から3位につけ、得意の後半に追い上げて逆転をするには好位置につけたように見えた。
でも、後半 入江選手の持ち味の加速する追い上げが効かない。

レース後 ”スローペースの展開で仕掛けどころに失敗” と経験不足を語ったそうだ。

北京五輪後、北島選手の休養もあり、マスコミの視線は 入江選手に集中
次期エースと書き立てられ、相当のプレッシャーの日々を送っていることだろう。
そして、好敵手 古賀選手の活躍
エースと呼ばれながら、国際大会で優勝がないことで 今大会での優勝への意気込みはかなりのものだった。

しかし、残念なことに 今大会でも望んだような結果を出すことはできなかった。
入江選手の弱点といわれる スタートとスプリント力強化に力を入れてきたが 100M、50Mのレースでその成果を結果として出すことができなかったのもきつかった。

でも、苦手と言われているスタートも随分改善していると思う。
スタート時のリアクションタイムも遜色ない
ただ、今のところ 入江選手以上に 古賀選手、ロクテ選手がスプリント力のパワーアップに成功している。
ターン時のバサロに見られる 自信の差が 今季の順位差の気がする。

それより、ファンとして心配なのは 入江選手の特長でもある後半の追い上げに輝きがみられないこと。
水の上を 滑るように進む美しい泳ぎが 鳴りを潜めているような気がする。
あの美しい泳ぎこそが 入江選手の強さなのに。

それが スタート&スプリント強化に集中した影響なのか、
エースと呼ばれるプレッシャーのためなのか、
結果がでなくて もがいているためなのか、、、わからないが。
誰がみても好調といわれた 今大会なのに、スタート台に立つ 入江選手の表情が今ひとつ冴えない

そんな入江選手をみていると、陸上女子 短距離の 髙橋萌木子選手(平成国際大4年)を思い出す
インターハイ3連覇の敵無しだった 髙橋選手は 大学進学後 同学年で実業団に進んだ福島選手の追撃に合う
後半の追い上げが特長の髙橋選手に対して、スタートから加速が特長の福島選手
スタート改善に取り組んだ髙橋選手だが、なかなか成果がでないばかりか 持ち味の後半の加速がみられなくなってしまい、福島選手に水をあけられてしまう
しかし、6月の日本選手権で見事な追い上げをみせ、200mで逆転優勝
久しぶりにみた 髙橋選手らしいレースだった

パンパシ関連の21日夕方以降の配信記事は 入江選手の銅について 
”多くの課題が見つかった大会、オリンピックでなくパンパシでよかった”
と前向きな発言を紹介している

”今年は我慢の1年かも、、、”との発言を聞いて、ホッとした。

大丈夫
きっと 今回の経験、悔しい思いを生かしてくれる。
そして 今まで以上に 美しく、そして 力強い泳ぎを見せてくれる。
ファンとして 強く願っている。

|

« 大学強化練習0821 | トップページ | 久しぶりに熱くなった甲子園 »

#競泳」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 大学強化練習0821 | トップページ | 久しぶりに熱くなった甲子園 »