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2010年10月24日

辛抱の1年

フィギュアスケート 10-11年シーズンのグランプリシリーズが今シーズンから開幕しました。

シーズンオフ中も浅田真央選手の動向を気にしていたファンは 覚悟をしていたでしょうが、やはり 浅田真央選手には 厳しい開幕戦となってしまいました。

ソチ五輪へ向けて じっくりジャンプを修正するとの方針を打ち出している浅田陣営
その”修正”中のジャンプが SP、FPとも ほとんど決まらなず、技術点が全く伸びない結果となってしまった。

最初のジャンプの失敗が 不安な気持ちを大きくしてしまうのか、続くジャンプも勢いがなく パンク(抜ける)か転倒となってしまう。
今回のNHK杯は 負のスパイラルになってしまったジャンプと ジャンプの影響で勢いがなくなってしまった後半のステップという感じだった。

ジャンプの”修正”と言葉で言えば 簡単なことのように聞こえるが、 報道から伺えるのは ジャンプの作り直しのようだ。
実際 浅田選手も ジャンプ修正には数年かからることを覚悟している
ジャンプの練習を優先したため 今季のプログラムの滑り込みが大幅に遅れたていた。
浅田選手の不安気な表情を推測するに、NHK杯は ジャンプも プログラムも 十分練習しきれずに迎えた大会だったのではないだろうか。
 
そもそも ジャンプの得意な浅田選手が 何故ここまでして ジャンプの修正をしなくてはならないのか。 

今までのジャンプでも 2度の世界女王、オリンピック銀メダル等実績が証明するように 十分勝てる強さを持っている。

しかし その強さは 6種類あるジャンプのうち ルッツ、サルコー を封印しての勝利でした。
3回転ー3回転の連続ジャンプも 二つ目の ループジャンプを止めて 3回転ー2回転ジャンプにしています。

この背景は エッジ判定や回転不足判定が厳しくなった ルール変更対策だったのですが、浅田選手は 点数を稼ぐ武器が トリプルアクセルジャンプしかなくなってしまうことになります。
(過去記事 「戦った相手は その1 その2」 ご参照下さい。 )

それでも結果がでるのですから OK なのかもしれませんが、浅田選手自身が そのジャンプ構成の いびつ感、あるいは限界を感じていたのでしょう。
実際 トリプルアクセルは 回転不足と 最後まで判定され続けていましたから。

私は 素人なので ジャンプ修正(矯正?改造?)の負担がどれほどか想像するしかないのですが、
ジャンプに入るスピード、軌道、踏み切り前の力加減、重心位置、体重移動など 小さなことまでズレが生じると解説されていました。
フッと身体が思い出す 今までのジャンプの癖と混乱してしまうことも多いのだとか。

そういえば 昨シーズン怪我から復帰した高橋選手は 怪我の原因のトリプルアクセルになかなか恐怖感を拭えず、ジャンプに入る軌道から 変えたと言っていました。
つまり 新しいジャンプを習得するくらいの気持ちが必要なのでしょう。

過去にジャンプ修正を図った選手も 2年かけて行っています。
それも 不得意な1つのジャンプの修正にです。

浅田選手は その大変な修正を全ジャンプに課したのですから、そうそうに結果がでてくるはずがありません。
もしかしたら、浅田選手が一番 その大変さを改めて実感した大会だったかもしれません。

ここで ジャンプ修正を諦めるか、、、
それも選択のひとつかもしれませんが、”強情”な 浅田選手のこと、きっと初志貫徹してしまうんでしょうね。
佐藤コーチが 「甘い言葉をかけても解決するわけじゃない。練習して疲れている中でちゃんと跳べれば、試合でも跳べる」 と語ったそうですが、ファンは ひたすら信じるしかありません。

浅田選手は 11月末の フランス大会が 第2戦目となりますが、NHK杯の8位という順位で グランプリシリーズ上位6名が進出するグランプリファイナルの出場はほぼなくなってしまいました。
ファンとしては 寂しい限りですが、 じっくり練習をして欲しいと思います。

2年かかる 修正なら まだ 半分もきていないのですから。。。

しかし、初戦が NHK杯でよかった。
担当の刈屋アナが 一生懸命 浅田選手のジャンプ不振の背景を ジャンプ修正中の状況、それがソチへ繋がる避けては通れない道だと ファンが見守る大切さを訴えていました。

これが 民放だったら。。。。
昨日・今日の ネットニュースをみれば、どんな扱いかは 想像できること。
何が 楽しくて こうも酷く書きたてるのか。。。
こちらこそ すぐにでも 修正して欲しいですよね。

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うーーーん、ジャッジがどう判断するか。。。 
呆れる。。。
悪意ある報道

新 チーム真央 始動!

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