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2010年12月21日

"もしドラ”の作者が描く浅田真央

今年一番売れた本 ”もしドラ”こと、

”もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら”

この本の著者は 岩崎夏海氏
その岩崎氏が 浅田真央選手の本を出版するそうだ。
”もしドラ”の次は ドキュメンタリーを書きたいとした 著者が選んだ対象が 浅田選手

今までの取材、特に 不調といわれる今シーズンの浅田選手へのインタビューを踏まえ、今週末の全日本選手権前にタイムリーなコラムが日経ビジネスオンラインに掲載中

 なぜ浅田真央はぼくの胸を打つのか の 

第1弾記事
↓↓↓↓↓ 

パリで浅田真央さんは「私はスケートが好きなんです」と言った

全文はリンク先でお読みいただくとして、後半部分を抜粋

(前半略、 グランプリシリーズ パリ大会の後、ジャンプに躊躇する感じがあったことについて)


直前になって力をセーブし、跳ばなかったように見えたのだが、果たして実際はどうだったのか?

 その質問をしてみると、彼女はこう答えた。
 「自分でも、ウーンという感じでもどかしいんです」

 それから、彼女が言ったのは、「ここまで一日の無駄もなく、悔いのない練習を積めてきた」ということだった。
 真央さんは、練習までは、自分でも「いけるかも」という好感触をつかんでいた。だから、本番での自分にも期するものがあったらしいのだが、しかしそれが実現しなかったことに、もどかしさを感じているということだった。

 真央さんは、胸の辺りに手を当てて「この辺まで来ているのに、試合でだけ跳べないんで、すっきりしない感じ」と言った。
 それでぼくは、多少失礼かも知れないと思ったが、こう尋ねてみた。

ここで筆者は 浅田選手にとっての今シーズンの位置づけを単刀直入に問う
それは多くのファンが思う ”何故”だ
つまり、ジャンプ矯正という難題に取り組み、決して万全な状態でないにも拘らず、何故試合に出続けるのか、、、

 「今シーズンは捨てる――つまりオリンピックまでの捨て石にする――という意識はないのですか?」
 すると彼女は、少し考えた後、しかしすぐにこちちらを真っ直ぐな眼差しで見つめ、こう答えた。

 「それはありません」

真央さんは、こう言った。

 「自分でも、オリンピック後はモチベーションが下がるかなと思ったんですが、しかしそんなことはありませんでした。オリンピックが終わってすぐ、また滑りたいと思ったし、試合に出たいと思ったんです。そのために、すぐに練習もしたいと思いました」

 「私は、試合で滑るのがすごく好きなんです。だから、今はファイナル(※)に出られないことがすごく悔しい。終わった直後は『あーあ』という力が抜けた感じだったけど、今(フリーの翌日)は、徐々に悔しさがこみあげてきているところです。私は、去年もファイナルに出られなかったんですけど、その時はテレビで見ていて『私も出たかったなあ』と、悔しい思いを味わったんです。だから、今年のファイナルも、たぶんテレビで見ると思うんですが、その時に、本当に悔しい思いを味わうと思うんです。それから去年は、その後の日本選手権に出た時に、『ああ、出られて本当に良かった』と、心から思ったんです。そうして、気づいたんです。『ああ、私は、こんなにも試合が好きなんだ』って。それは、もしかしたら生まれて初めての体験だったかも知れない――これまで、そんなふうに思ったことはなかったんです。だから今年も、日本選手権に出られた時に、『出られて良かった』と、思うと思います」

それから、真央さんはこんなふうにつけ加えた。

 「私は、試合も好きなのだけれど、練習も好きなんです。練習でしっかりやらないと、試合でも自信を持ってやれないから。私は今、本当に充実して練習しています。だから、今年を捨てるとか、そういうつもりは本当にないんです。やる気も全然失ってないし、一日も無駄にしていないという自信があります。ただ、試合でだけできていないんです。試合でだけ跳べていない。だから(胸を押さえて)ここら辺に、ウーンと詰まってる感じがあるんです」

浅田選手の試合への思い入れ、そして練習に拘る姿勢が良く分かる
何より、オリンピックを経験した自分の姿をしっかり把握している
五輪後 ”一日も無駄にしていない” と言い切れる 浅田選手の強さに改めて惹かれる
マスコミにどう書かれようとも、浅田選手は何も迷っていないことが分かる

 真央さんは、とても自然な表情で、いっそ明るい口調で、そう話してくれた。そこには、成績が出ないことへのもどかしさや、周りの人々、応援してくれる人々への申し訳ない気持ちもあるのだろうが、一方で、練習をしっかりやれていることの自信から、現状を自然と前向きにとらえているようでもあった。

(以下 略)

久しぶりに浅田選手関連の記事・コラムで心洗われる思いがした記事だった。
こういうことを ファンは聞きたい・知りたいと思うんだけど、 何故か TV等のマスコミは報道しない。
報道しないのか、取材できていないのか、あるいはこういう記事は採用したくないのか、、、わからないけど。

今季の浅田選手の試合を見、TV・新聞・雑誌・ネットでの情報に接し、モヤモヤ感をもっていた私には スカッとくる清涼剤だった。
胸のつかえが スッキリするコラムだ。

これで 週末の全日本選手権も、(浅田ファンを不安にさせるコメントの多い)雑音を気にせず気持ちよく観戦できる。

今回のコラムを見る限り、 岩崎氏は 浅田選手のフィギュアスケートに対する真摯な姿勢、まっすぐな思い等を丁寧に取材してくれている
フィギュアスケート界に近くないからこそ 書ける 浅田選手だと思う。

取材ごとに浅田選手のファンになっていっているだろう著者の思い入れもあるのだろうが、多くの浅田ファンが読んでいてうれしくなる記事である。

記事一覧となっているので、 今後も日経ビジネスオンラインに掲載されるようで 楽しみな特集である。

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