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2011年6月12日

#魅せるレース

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今週末開催されている 陸上の日本選手権(於 熊谷)
初日の最終種目 男子10000M で 東海大 村澤選手がまたまた魅せるレースを展開してくれました。

優勝は 高校・大学の先輩でもある 佐藤悠基選手でしたが、このレースの主役は 村澤選手だったと思う(宇賀地選手が準主役かな)。

現在の大学長距離界トップと評される村澤選手ですが、日本選手権ともなれば 実業団で何年も揉まれ大学レベルより数段力をつけた選手らの土俵。

5000Mに出場した昨年の大会を思い出せば、実業団選手がお互いを牽制し合う中 村澤選手が前に押し出される形でペースメーカーとなってしまった。
元々ラストスパート勝負に強い選手が、実業団で全体の走力を上げているのだから 簡単には振り切れず、結局最終周にスパートされて村澤選手は置いていかれてしまったのだ

この1年で ”スピード持久力” を課題に取り組んできた村澤選手
5月の関東インカレでも 終始レースを引っ張り、 僅差でゴール直前で逆転されたが、昨年までの 最終周にスパートで置いていかれるレースとは違った展開を見せていた。

また、4月の兵庫リレカで 僅か(0.78秒)に届かなかった世界陸上派遣記録にの27分を挑戦する大会でもあります。

レースは前半 クイラ選手(コニカミノルタ)が引っ張る形で展開
すぐ後ろに 宇賀地選手、村澤選手、佐藤悠基選手、宮脇選手、高林選手、尾田選手、岡本選手、深津選手ら。
5000Mを14分00
この時点で 記録には黄色信号が点滅

6000M 手前で クイラ選手がレース離脱後、宇賀地選手が先頭でレースを作っていきます。

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そして7000Mで村澤選手が 最初のスパートをかけます。

過去の10000M のレースでも、7000M付近でペースアップをしていた村澤選手ですが、ロングスパート?と思わせるスパートでした。
いつもとは違うレース展開に 会場も大きく沸きます。

ついていったのは 宇賀地選手と佐藤選手
後続はやや離されて 優勝争いは この3人に絞られました。

村澤選手は 後続選手が給水をする気配を感じて最初のスパートをしたとレース後語っています。

Dsc_8402

この時 バックスタンドで撮った写真に後続選手の動きを確認している佐藤選手が映っています。 
宇賀地選手もこの直前に振り返り確認していました。
村澤選手と宇賀地選手はこの時給水をしませんでした。
佐藤選手は給水の為スピードアップした時に村澤選手がスパートしたので、その勢いのまま村澤選手についていきました。
結果、この3人が飛び出す形となりました。

この翌周、村澤選手は給水をして 宇賀地選手と佐藤選手に追いつかれて 再び集団になります

積極的に先頭で突き放しを図る宇賀地選手と仕掛けるタイミングを狙う村澤選手のつばぜり合い
レースを作っていたのは 確かにこの2人
どちらに軍配があがるかと 会場はヒートアップしていきますが、2人には 少しづつ表情にキツサがでてくる。
Dsc_8475一方で 序盤から先頭集団後方に位置していた佐藤選手は 常時 冷静で余裕のある走りだった。

Dsc_8505

9400M付近で再び仕掛けたのは 村澤選手
再度のスパートに 宇賀地選手が遅れ、最終周の鐘は村澤選手トップで鳴らされる

しかし、次のコーナーで 佐藤選手が 村澤選手を一気に突き放す猛スパートで勝負あり。
元々スピードがあり、終始 後方で 力をためていた佐藤選手のスパートに 対抗するには 村澤選手は すでに消耗していました。

村澤選手は 2位で 28分15秒
残念ながら 記録でも 念願の27分台に乗せることはできませんでした。
前半がもう少し早いペースであったなら、
また、クイラ選手がコースを外れる際に 一旦先頭集団のペースが大きく落ちてしまったのも勿体なかったと思う。

実業団選手相手に 真っ向から向かっていった 村澤選手
粘ってついていくのではなく、自分で仕掛け レースの主導権を握ろうとしていた。
多くの観客が レースの面白さに魅了されたのではないだろうか。
村澤選手のレースは 何かやってくれると思わせる
その走りが楽しみで、レースをライブで見たいと 思わせる選手である。

最終日の5000Mにもエントリーの村澤選手
今度はどんなワクワクを魅せてくれるのだろうか。

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