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2011年10月16日

#11箱根駅伝予選会

20年ぶりの雨という天候の中行なわれた今年の箱根駅伝予選会
昨年からコースがまた一部変更になり、スタートも30分遅れて9時半になった

既報のとおり 
上武大、
山梨学院大
国士館大
東京農大
神奈川大
帝京大
城西大
中央学院大
順天堂大
が予選を通過し、来年正月の箱根駅伝の切符を手にした

国士館大と順天堂大は3年振りの返り咲き

一方、伝統校のひとつ日大は今年の箱根駅伝の不振を思い起こさせるチグハグな戦いぶりで15年振りの予選落ちとなってしまった

予選会のゴールテープを一番で切ったのは 山梨学院大のコスマス選手
そして2秒差でゴールしたのが 日大の佐藤祐輔選手(3年)だった
日大勢は続いて 4位でベンジャミン選手、7位で田村優宝選手(2年)が入った
日大の4本柱の一人でキャプテン 堂本選手(4年)は68位と誤算ではあったが、61分台でゴールイン

しかし、、、5番手以降の選手が続かなかった

予選会は10人の合計タイムで争う
全員で上位を狙うのもいいが、チームで上位選手と下位選手の力差がある時は 上位選手がタイムを稼ぎ、下位選手はその貯金に助けられながら、貯金をなるべく食い潰さないよう走る

1桁順位に3人も送り込みながら その貯金を守り切れなかった

レース中に 今年から日大を指揮する鈴木従道HCのコメントとして
「堂本、佐藤、田村はベンジャミンと同じくらいで走るだろう。それ以外の選手には集団走は指示していない」
と紹介されていました。 
このコメントを聞いた際に 正直 ”なんで???”という気持ちになりました。

予選会でみられる集団走(昨年の記事 参考)は 目標タイムで走る為に 実力下位の選手こそ有効だと私は思っていたからです。
実力上位の選手なら その時のコンディションやレースの流れを読んで判断して集団走以上の結果を出すことも可能です
例え遅れても 最小限で止めようとする力があります。

が、下位の選手が個々に走っていて遅れた際の踏ん張りはきつい。
集団走なら遅れ始めた際に集団後方でリズムを取り戻したり、例え遅れてもチームメイトが見える場所にいるという気持ちから我慢できたり粘ったりする力が湧いてくるのですから。

結果として 日大は 5番手、6番手の選手が131位、140位(8秒差)と近くでゴールインした以外は 165位、185位、200位、201位、220位、231位 
前の選手とは40秒差でチームメイトの力も借りれず個々でもがいていたようです。
1年生が200位、201位と並走してなんとか踏ん張っていたようですが。

これとは対照的に 1位通過の上武大やエースのいない神奈川大、故障を抱えながら主将が出場した順天堂大は 主将が下級生とともに集団走を形成し、しっかり設定タイムを維持していました。
これらの大学で 経験のない1年生が好成績をあげたのは 主将の後押しがあったからに他なりません。
 上武大 坂口主将34位、1年 佐藤選手(10位)、倉田選手(51位)
 神奈川大 坪内主将52位 1年 赤松選手(53位)、柿原選手(54位)
 順大  的場主将 116位 1年 松村和選手(129位)
     ほかに 小高(119位)、大池(120位)、山崎(124位)

もちろん 東京農大のように 本戦を見据えて集団走ではなく個人で走るよう指示する大学もあります。
箱根駅伝本戦では チームメイトと一緒に走るのではなく一人で戦うので、集団走に頼っていてはいつまでもシード圏内に入れません。
しかし 予選会を通過しなければ 本戦の切符は手に入りません。
よほど通過に自信がなければ、せめて下位の選手だけでも 集団走を取り入れた方が手堅い戦略だと個人的には思います。
 
予選会前のインタビューで 鈴木HCは 「4本柱だけでなく 下位選手の底上げもされている。予選会トップ通過を狙っている」と語っていたので それなりの手応えはあったのでしょう。

レース後には 「私の指導力不足」と頭を下げた鈴木HCだったが、
選手の力量を見誤ったのか、他大学の力を甘く見ていたのか、、、
多くの大学指揮官が平均61分台でのレースを準備していましたが、果たして 日大はどうだったのでしょうか。

日大は11月の全日本大学駅伝で駅伝シーズンが終わることになります。

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