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2012年1月24日

卓球全日本 新チャンピオン!

先週行われた 卓球の全日本選手権
男女シングルスでは それぞれに 新チャンピオンの優勝で幕を閉じた

女子シングルスでは ついに 福原愛選手が タイトルを手にした。
全日本タイトルに挑戦して 13年
世界ランク1桁にもかかわらず、全日本では優勝どころか 今まで ベスト4進出が最高

恐らく 日本中の卓球ファンが福原選手の初優勝に 安堵し、心から祝福したことだろう。

そして 翌日の 男子シングルス決勝戦には 大きな 大きな サプライズがあった

世界ランク9位で 全日本王者 水谷 隼 選手は 前人未踏の 全日本6連覇を狙っていた。
前日 男子ダブルスで あっさり 優勝を決めた 水谷選手には 死角のないように思えた。

実際 シングルスの対戦も準決勝まで わずか1ゲームしか失わない 圧勝続きで 勝ち上がってきた。
決勝戦の対戦相手は 予想外の選手だった。
実業団選手1位で昨年も決勝戦を闘った 張選手ではなく、
ジュニア3連覇し 昨年ダブルスで連覇を阻まれた丹羽選手でもなかった。 

高校3年生の 吉村 真晴選手(野田学園)
世界ランク100位台の選手で 昨年から急激に成長をみせている選手では あるが、対戦相手をみて 水谷選手の史上初 6連覇は固いと 予想した人が大半だったろう。

しかし、安心して 水谷選手の6連覇達成を見守ろうという 安易な雰囲気は 試合直後から 吹き飛ばされてしまう。
吉村選手が 4連続ポイントを奪うと 水谷選手に流れを渡さないまま 第1ゲーム、第2ゲームを連取する。

水谷選手が今ひとつリズムに乗り切れないのもあったが、吉村選手の思い切りの良さが ベストゲームを演出する。
吉村選手のリーチを生かした技が効けば、水谷選手が 思わず唸ってしまう スーパーショットを見せる
お互い 連続ポイントを許さない 一進一退の攻防

流石に第3ゲームは水谷選手が奪取するが、第4ゲームは 吉村選手 と互角の渡り合い
第5ゲーム、第6ゲームは 水谷選手がものにし、最終第7ゲームまで もつれ合う 久しぶりの大一番となった。

第7ゲームも 両者 1ポイントづつしか上げられず、接戦は続く
コートチェンジ後 水谷選手が8,9ポイントを連取し、このゲーム初めて吉村選手に2ポイント差をつける。
勝負がつく11点まであと2点
サーブは 水谷選手
勝負あったかと思われた。

吉村陣営は 試合中1回のみ許されるタイムアウトをここで使う
この時 橋津監督からどんなアドバイスがあっただろうか、、、
吉村選手は何を決意したのだろうか、、、

試合再開後 水谷選手のサーブを 吉村選手のレシーブは テーブルの外にでてしまう
水谷選手優勝まで あと1点の 10対7

優勝決定の1打と思われた 水谷選手のサーブを 吉村選手は 直前にミスしたレシーブと同じ角度にレシーブする
ボールは テーブルのエッジギリギリに落ち、水谷選手は追いつけない
10対8
この一球が 勝敗の行方を決めたと思う。

吉村選手はこのリターンを狙っていたのではないだろうか
あるいは それが唯一残された 勝利への可能性だったのだろうか
1本目はミスったけど、2本目で決めた
そして 離れかけた勝機を再び 自分に向けさせた

サーブ権が移った 吉村選手は さらに2連続ポイントをとり ジュースへ持ち込む。
そして 自身に傾いた流れを そのまま掴みきり 更に2連続ポイントを重ね 初の全日本タイトルを手にした 

昨年の大林カップ(トップ12)の決勝戦でも 水谷選手 と 吉村選手は対戦しています。
しかし、この時は 水谷選手の圧勝でした。(こちらの記事

大林カップ以来 吉村選手の活躍を気にしていた 我が家ですが、まさか 全日本チャンピオンになろうとは!!!
うれしい 驚きです。

今大会も 20日(金)に現地観戦した際に吉村選手の試合を追っていましたが、初戦(4回戦)の森園戦に苦労していたし、混合ダブルスも男子ダブルスもミスが多く、ベスト4に勝ち上がればいいね…などと お気楽発言していたのですが。。。
男子シングルスでは 試合を重ねる毎に調子を上げていったようです。

この優勝で 3月の世界卓球の代表にも決まりました。
まだまだ 粗削りのところも多いのですが、良いところを存分に伸ばして 世界で暴れて欲しいものですね。

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