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2012年2月 6日

映画 麒麟の翼

※※※※ ご注意! 一部ネタバレです※※※※

中井貴一が血まみれで死亡する衝撃な映像と主題歌が印象深い 映画 麒麟の翼

人気作家 東野圭吾の 加賀恭一郎シリーズです。

原作のある映画はどちらが先かいつも迷うのですが、今回は原作を読まずに映画を観ました。

事件の被害者となる 中井貴一がとにかく良いです。
中井貴一演じる 父親の行動に 自分が親である人はもちろん、高校生以上の人は 心にぐっとくるものがあると思います。

被害者が日常の行動範囲ではない日本橋にどうしていたのか、、、が鍵となって物語は進んでいきます。

恐らく原作もほぼ映画どおりだと思います。

TVでも連続ドラマとSPで放映された 刑事 加賀恭一郎シリーズと繋がる部分もあるので、TVを観ていると小さな場面、セリフが 過去の加賀のエピソードと繋がって面白いと思います。

中井貴一とその家族との関係が物語りの中心ですが、父息子の関係という点では 主人公 加賀とその父親との関係が良く分かる テレビドラマSPの”赤い指”を見ておくと 加賀のセリフが 一段厚みを持って受け止められると思います。

また まだ映画・テレビ化されていない 初期の加賀シリーズを読んでいると かつて 加賀が刑事でなく教師を志し教職についたものの 挫折するくだりもあって、映画終盤の 高校教師とのやりとりに滲む加賀の思いが一層感じられます。

中井貴一の息子に関係して 過去のある事件を隠して処理してしまったことが 事件に繋がるのですが、中学生が事件を起こしてしてしまった場合 どうあるべきか、、、

死亡した中井貴一の会社で労災隠しが発覚し その指示は中井貴一からだと会社が発表するのですが、”死人に口なし” を利用する人間の黒い側面と同時に 残った人が生きていく上では 敢えて事実を表沙汰にしないほうが時に残された人(この場合は工場関係者)には不幸をもたらさないということもあるから、隠すという行動をとってしまうと暗示しているようで、、、

もちろん 事実を隠蔽してはいけない、、、が正論ではありますが、不幸にして事件を起こしてしまった場合の対応の難しさを考えずにはいられませんでした。

単発でこの映画だけをみても楽しめますが、長く続く 加賀恭一郎シリーズだけあって 各所に過去の話と繋がるヒントがあって 加賀ファンには そういう点でもたまらない作品だと思います。

敢えて不満点をいえば テレビ新参者と同じシリーズという位置付けのためか 挿入曲がテレビと同じで 映画館でみるとそこが変に軽く感じてしまい、やや興醒めでした。

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