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2012年9月12日

歪笑小説

※※※※ ご注意! 一部ネタバレです※※※※

東野圭吾が送る 出版社を舞台にした 短編集

原稿をとるためには、ヒット作とするためには、何でもありの伝説の編集者

新人賞をとったものの、これからに悩む新人作家や なにかと勘違いの新人作家

作家をめぐる人々(特に近親者)の思い、、、

と、今まで(私にとって)ベールに包まれた作家業の裏話的な部分が見えて 非常に興味深く、面白い。

そこに 東野ワールド独特のブラックユーモアと登場人物への愛情が絡み合うので 半泣き笑いしながら 一気に読んでしまった。

編集者の原稿獲り、作家の機嫌獲りの苦労がチラチラと織り交ぜられているかと思えば、

読者の期待を意識するあまりに 筆の進まない作家の苦悩 

そして 昨今の出版不況の中での 出版社の大変さ、
賞はとったものの その後が中々見えない 作家の実態などを

小さな事件を通して 面白おかしく 紹介してくれている。
そして 図書館で借りた本や 古本屋で買った本では 作家にはお金が入らない・・・とか 出版物の抱える問題点にも触れている

とは言っても、難しいことを考えず、本当に面白おかしく 一気に読んでしまう

巻末にある お決まりの 既刊紹介

良く見れば 東野作品の紹介ではなく、 作中に出た 出版社扱いの作家の作品
登場した 作家のその後が分かって、 最後まで 笑わせてもらった。

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