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2013年6月12日

TVドラマへの静かな抵抗?

※※※※ ご注意! 一部ネタバレです※※※※

同作者の ヒット作 警視庁心理捜査官  の スピンオフ作品

主人公 心理捜査官 爽子 の 良き相談相手/アドバイザー役の 柳原明日香 にスポットをあてた作品

やや堅物の 爽子を 時に励まし、時に厳しく、あれこれと サポートしてくれる 柳原明日香
警視庁内で爽子が窮地に追い込まれた際に 独自のネットワークを使って 助けてくれたことも数度
ここぞという時に 脅しともとれる 警視庁内の弱みを握っていることも 警視庁心理捜査官 シリーズで匂わされていた

本著は 柳原明日香が 優秀な刑事であったのに、捜査第一線に留まれなくなり、且つ 警視庁上層部に『貸し』を作った 事件を取上げている

脇役ながら 警視庁心理捜査官 シリーズでも 優秀さと 美しさ、そして強さを兼ね備えた 女性であることが 節々で窺えたが、本著では その魅力を再び披露

屈辱的な想いをさせられた上に 捜査の第一線から引きづり降ろされてしまう
失意の中にあっても 柳原明日香は 自分を陥れた相手へ 真実を明るみに晒すという静かな復讐を開始する、、、というストーリー

事件やストーリー展開はそれほど奇抜ではなく、最後の終わり方も若干 ご都合良過ぎる感じはしますが、軽く読めます
それより、柳原明日香の魅力あるイメージが鮮明に描かれていて、この時期にこのスピンオフ???、何故???と詮索したくなってしまいます。

 

というのも、以前も記事にしましたが、 この警視庁心理捜査官シリーズは TBS系でドラマ化されています
残念なことに、ドラマでは 主人公が 心理捜査官の吉村爽子ではなく、彼女の良きアドバイザーの 柳原明日香になっています

さらに悲しいことに、柳原明日香役を 泉ピン子さんが演じているため、原作のような 年齢的にも女性として一番艶のありながら、辛い過去のある 明日香像ではなくなってしまっています
泉ピン子さん演じる、死亡した夫のメモノートに解決のヒントを得る柳原明日香像ができつつあります

TVのドラマはシリーズ化されつつあって、3本目が 4月に放映されました
そして このスピンオフ本が 書き下ろしで発表されたのが 2月
どんどん 原作の 柳原明日香像 とイメージが離れていく TVドラマに 作者が ”柳原明日香 は こんな女性 !!!” と静かな抵抗をみせたと想像するのは考え過ぎか???

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