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2013年11月23日

女性刑事が主人公 ~ ドルチェ & ドンナ ビアンカ

※※※※ ご注意! 一部ネタバレです※※※※


ジウ、ストロベリーナイト の作者 誉田哲也氏の 作品

40代前半の女性刑事 魚住久江が主人公のシリーズ
1作目の ドルチェ は 短編集

2作目 ドンナ ビアンカ (白の女性の意味?) は 誘拐事件 を追いながら 不法就労の中国人 と 彼女を巡る 男が どう事件に係っているのか が明かされていく 長編作品です。

魚住刑事の仕事振りは一定の評価を得て、殺人事件を扱う警視庁捜査一課への異動を打診されますが、その度 魚住刑事は 拒み続けている。
人が死んだ後に事件を解決するのではなく、死ぬ前に事件に係わり 解決したい(=未然に防ぎたい) との考えから 所轄で発生する小さな事件に丁寧に対応します。

なので、大事件は起こりません。
誉田氏の他作品のような 凄惨な事件描写はありません

小事件であっても、 その背景にある男女、家族 の間の 小さな行き違い、わだかまり を 根気強く あぶり出します。
そして、誤解を解いたり、その状況から脱出できるキッカケを作ったり、、、

1作目のドルチェは それぞれの話の終わりに 切なさと 解決してよかったとホッとする読後感があります。
人生そんなに甘くないのかもしれませんが、魚住刑事の一言に救われたならよかったな、、、と 肩入れしてしまいます。

2作目は 不法就労者 と 彼女に付け込む 日本人の愛人、身寄りがなく 職にも恵まれなかった いわば社会の底辺を彷徨う 男が 事件に合います。
方や不法就労、 方や 学歴・身寄り・金 の全てがない という 後ろめたさに 社会で小さくなって ホンの少しの幸せだけを望もうとするが、それさえも 簡単に手に入らない

一生懸命 誠実に生きているのに 打破できない現状
切ないですね。。。。

誘拐事件の解決は やや 唐突すぎる感もしましたが、勝手に事件を作るものは 勝手に事件を投げたすんだな、、、と 思えばそれも納得します。

今回も人は死にません

この魚住刑事シリーズ、既に1作目のドルチェから2作 テレビドラマ化されています。
魚住刑事役は 松下由樹
人情味溢れる人柄が ピッタリ と思う

また、魚住刑事は バツイチ、 
かつての同僚、今も事件によっては相棒も組む 金本刑事と不倫経験があったり、
現在の職場の部下で スウィーツ男子 の 峰岸刑事 に 淡い恋心を抱いたり、、、
そんな 一面も 好感持てます

続編も期待している 我が家です。

 

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