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2013年12月11日

ヒートアップ

※※※※ ご注意! 一部ネタバレです※※※※

以前記事にした おやすみラフマニノフ の作者 中山七里氏の作品です。

ピアノ奏者で音大講師の 岬洋介が主人公で シリーズ物を展開している 中山氏ですが、 刑事 や 麻薬取締官 を主人公にした犯罪物も複数 執筆しています。

ヒートアップ は 麻薬取締官 七尾究一郎 が主人公

自らの意思で 麻薬の依存症を封じられるという 特異体質をもつ 麻薬取締官 七尾

すでに日本での閉鎖したスタンバーグ社が作った 新薬 ”ヒート”
人間兵器薬とも呼ばれたこの薬が 渋谷を中心に 若者達の手に渡り、一般市民をも巻き込む暴力事件となっていた。

薬の出所は 元社員の 仙道
しかし、警察と麻取は 仙道の尻尾をなかなかつかめなず、 行き詰っていた。

そこに 暴力団 広龍会の山崎から 七尾に連絡があり、仙道探しに 共同戦線を張らないかと申し出がある 

麻薬耐性があるとはいえ、 自らの命を張る捜査に 他の麻取官と 一線がある 七尾
サラリーマンから 暴力団員へ転身し、交渉術だけで No.3の座に上り詰めた 山崎
決して口外できない 麻取 と 暴力団の 協力捜査

仙道を見つけたまではいいが、 七尾・山崎が追い詰める前に 第三者に仙道が殺されてしまう。
一転、七尾・山崎が 仙道殺しの容疑者となってしまう。

果たして 二人は真犯人をみつけ、容疑を晴らせるのか。
ヒートは 仙道の死をもって 流通がとまるのか、、、、

あっては欲しくない 凶暴性のある 薬と 突拍子もない 暴力団と麻薬取締官との協力とその後の逃亡
空想の世界はこのくらい破天荒でも面白いかもしれない。

しかし、中山氏
岬 洋介シリーズでみせた 音楽への知識の深さを 今回は一転、 麻薬(取締官)や 兵器に関する知識でみせてくれました。

中山氏の作品をみてみると、このほか 弁護士を主人公にしたものもあったりと、守備範囲の広さを感じさせます。

他のシリーズも是非手に取ってみたいと思わせる 良作品でした。

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