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2014年5月14日

珈琲屋の人々

※※※※ ご注意! 一部ネタバレです※※※※

4-5月にかけて NHK BSプレミアで放映された 連続ドラマ
テレビと 原作では 登場人物の設定が 一部変わっている。
主人公 宗田行介を 高橋克典が やや野暮ったく、生きるのに不器用だが 実直な珈琲屋店主を好演していた。

原作は 池永陽の 「珈琲屋の人々」 と続編の「ちっぽけな恋」 

過去に人を殺めてしまい、服役後 親の珈琲屋を継いだ 宗田行介 と 商店街の人々を中心とした 短編集

行介の罪とは、かつて 商店街に起きた 悪質な地上げ屋の悪行に対し、行介が地上げ屋を殺してしまったことだ。
この後 地上げ屋は遠ざかったことから、商店街の人々は 行介に感謝をしつつも、やはり  ”人を殺した”として 恐ろしさも感じている。

そして、 それぞれが 問題を抱えた時に、ふと 珈琲屋を訪れる。
犯罪を犯した行介に 力で問題を解決してもらいたかったり、
自分が 一歩踏み出すために 行介に話をきいてもらいたかったり、、、

テレビドラマは 割とライトかつ ホロりとするように アレンジしていますが、原作は もっとドライで時に辛辣でもあります。

原作の方が、話が重く、登場人物が暗く、生きていく辛さがより鮮明に描かれていて、胸が痛くなります。

が、どこか救いがあると思わせる 余韻のある終わり方で、誰にも辛い過去や現在はあるし、それでも 明日はやってくるし、生きていくんだから、、、と 思います。
行介の真摯な生き様が 希望を静かに感じさせます。 

ただ 読み手のその時の状態によっては、少々 重く辛いストーリーもあります。

決して 楽しく、心が明るく軽くなる本ではありませんが、だからこそ 明日への希望を感じる箇所に 心が救われるのかもしれません

TVドラマは 地上波で再放送があるかもしれませんが、登場人物の設定上続編は難しそうですね。
書籍では 続編を大いに期待したいです

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