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2014年11月24日

マスカレードイブ & マスカレードホテル

*** ご注意 一部ネタバレです ***

東野圭吾氏の作品

先に世に出たのが マスカレード・ホテル (2011年)

ホテルを舞台とした 作品ですが、 複数のホテル宿泊客の様々な人間模様が主役ではなく、優秀なホテルクラークの山岸尚美 と 新田刑事が 主役で ホテルの舞台裏が描かれています

ホテルクラーク と 刑事が主人公になったのは、 連続殺人事件の次の犯行現場としてホテルが予告されたため、 新田刑事が 潜入捜査としてホテルクラークに扮するというもの。

巻末には 人形町の ロイヤルパークホテルが取材協力先 とあって、小説の舞台をかなりイメージしながら読み進めることができる。

新田刑事がホテルクラークとなることで、 山岸尚美から ホテル業務(特にフロント業務)のイロハを教えてもらうのだが、客視線のホテルロビーでなく フロント視線のホテルロビーが描かれていて興味深い

読後は 直ぐにも ドラマ化されるだろうと思ったが、今のところ ない。

代わりに マスカレード・ホテルの 事前エピソードのような 作品 ”マスカレード・イブ” が 今年の夏 文庫本で出版された

こちらは 短編集で、主役は 山岸尚美 か 新田刑事
マスカレード・ホテルの事件が起こる 数年前の設定
なので、 二人が出会うことはないが、それぞれの 個性がよりわかるエピソードを交えた作品になっている。

マスカレード・イブ を読むと また マスカレード・ホテルを読みたくなってしまった。

注意なのは 山岸尚美が 優秀なクラークで、 ”ホテルマンは お客様の仮面を外さない” を信条としている
だから 客が仮にウソをついても気づかぬ振りを通す

が、彼女自身の好奇心旺盛過ぎて、彼女のアンテナにかかってしまうと ホテル内の利用明細等までチェックされ、時に行動を丸裸にされてしまう。

そんな場面を読むと、ホテルを利用するのが 若干怖くもなる。。。
(別にやましいことがあるのではないけど、)

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