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2015年3月25日

ボッティチェリとルネサンス展 @ Bunkamuraザ・ミュージアム

3月21日(土)から始まった ボッティチェリ展を渋谷文化村 ザ・ミュージアムに観に行った
会期は 6月28日まで
春休みの混雑が始まる前にと思って

ボッティチェリは  「春」や「ヴィーナスの誕生」で有名
良作品も イタリアを代表する美術館のひとつ フィレンツェ ウフィツィ美術館にあって、まさにフィレンツェの黄金期を語るに欠かせない画家だ。
その両作品は今回は含まれないが、フレスコ画の受胎告知をはじめ 日本初公開の作品も多い。

そのボッティチェリの絵画を見に足を運んだが、 展示内容が 期待以上に充実していて 大満足の展覧会だった。

最初のコーナーは  フィレンツェの繁栄をもたらした フィオリーノ金貨の展示だった。

続いて フィレンツェに富みをもたらした金融業の発展や 当時の人々の暮らしぶりをうかがえる展示

絵画も好きだが、中世フィレンツェ、特にメディチ家が隆盛を誇る時代の話が好きな私には 願ってもない企画だった。

よくよく 展覧会名をみれば、副題に 「フィレンツェの富と美」 とあります。
この企画は 2011年から12年にかけ、フィレンツェ ストロッツィ宮で 好評だった 「マネー&ビューティ: 銀行家、ボッティチェリ、虚栄の篝火 (? the Bonfire of the Vanities)」という展覧会が下地となっています

日本では 画家 ボッティチェリ名が最初にきていて ボッティチェリ中心の展示かと思うが、 オリジナルの企画に沿って (メディチ家を始めとする)銀行家とそのお抱え画家だったボッティチェリを中心にフィレンツェの繁栄と衰退に焦点をあてた展覧会だったようです。

商業の発展に伴い、海外に出かけることは 命を懸けることだった当時
留守を預かる家族のために描かれた聖母子の絵の背景に 旅行中の夫と思われる姿が描かれています。
やはり死ぬこともあった出産を無事に終えた妻に出産祝いで贈られた見事な彫刻の彫られた盆も展示されています。
当時の上流階級の生活が窺える展示物が選ばれており、適切な説明書きがなされていた。

絵画の額装も当時のままの物での展示があって、その凝りようといったら。。。。
フィレンツェの発展に伴い 多くの人が贅沢品を手にして 自分の地位を誇ろうとする一方で、社会階層・地位が混じり合うことを嫌う勢力はたびたび贅多禁止令を出していたという。

鏡を使って 裏面もみれるようにしていたり、ガラスでの作品を覆うことはなく台座で作品と距離をとっていた。
展示作品も ほどよい間隔で展示されていて、ストレスなく 鑑賞できた。

イヤホンガイドが 俳優 城田優さんの声だったので、凄く惹かれたが、次の予定があってのんびりと鑑賞できなかたので諦めた
これが、なかなか 好評のガイドのようだ。

もっと 時間の余裕をもっておくべきだったと 後悔するほど、満足の展覧会だった。

思わず かつて随分作品を追っかけていた 塩野七生さんの作品を思い出しました。

銀色のフィレンツェは まさに フィレンツェと メディチ家が舞台の歴史ミステリー小説
ボッティチェリに 絵画を発注するくだりが 画家も職業として発注主がなくては生活できないと 妙に納得したのがこの1冊
凄く印象深かったのを思い出します。

ほど良い知識欲を掻き立てられる 展覧会でした

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