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2016年8月31日

陸王

***** ご注意!!!! 一部 ネタバレ ありです *****

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陸王 [ 池井戸潤 ]
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兄貴がじっくり読んだ

陸王 [ 池井戸潤 ]

私は一気読みしてしまいました。
読みやすく、展開の速さもテンポよく、ついついページをめくることを止められず。。。

下町ロケット他 池井戸さんの他の作品にも通じる 会社の存続を守りたい、自分の夢を追いたい・・・という 主人公

これに対して、社会情勢の変化に伴う業績の停滞、銀行の融資姿勢の変化、競合からの攻勢、、、などなど 経営者として難問に立ち向かっていくお話

今回の舞台は 100年の歴史を持つ 老舗足袋メーカー
足袋の消費の限界を感じ、地下足袋から発想を得て 陸王というシューズでマラソンランナーに履いてもらうという夢を会社の起爆剤にします。

ストーリーの中に 箱根駅伝から実業団に進み 次世代を担う長距離ランナーが登場します。

箱根駅伝5区の攻防や記録会、チーム内の選考会、日本選手権、実業団駅伝等も登場して 陸上長距離が好きな我が家はその点でも 大いに関心をもって読みました。
日本選手権など あの場面ね・・・と思いながら読み進めました。

小説ですから、色々な人との出会いが運良く重なり、最後はハッピーエンドとなります。
途中 開発を邪魔しようとした 大手ライバルメーカーや 融資に消極的だった銀行が最後は後悔するエピローグは 半沢シリーズに通じる爽快感もあります。

個人的に今回の読んでいて感じたのは、老舗ののれんを守る というのは美談だけど、やはり歴史に胡坐をかいていてはダメなんだな・・・ということ。

終盤に 日本人がトップをつとめる海外ブランドメーカーから買収の話が入ります。
日本人といえども 社長の考えは 技術がなければ (開発するのではなく) 買えば良い

この社長にとっては ニーズがある市場に魅力的な商品を提供することこそ ビジネス。

のれんを守り、社風・社員を守るだけではビジネスはできない、、、ということ

弱っている老舗に買収を仕掛けるのはけしからんではなく、弱味につけこまれないようしっかり守りを固めていかなくてはならないのですね。
それは 業績が悪くなってからでなく、順調な時から心しておかなくてはいけないことだった、と主人公もゆっくりとながら その辺に気づいていったように思います。

そんなメッセージも含まれた小説でなかなか読みごたえありました。

TVドラマあるいは映画になっても面白そうですね。
どんな配役になるか を想像しながら読み進めるのも楽しかったです。

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