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2017年5月 7日

メットガラ ドレスをまとった美術館 @ル・シネマ

現在上映中の メットガラ・ドレスをまとった美術館を観てきました。

場所は 渋谷 文化村のル・シネマ

公式サイトの劇場一覧によると、神奈川県内の映画館でもこれから上映予定のようですが、待ちきれませんでした。

ネットで座席指定・チケットが購入できるので、納得できる席が確保できたので、出掛けました。

映画はニューヨークのメトロポリタン美術館で行われた 2015年のメットガラの舞台裏を追ったドキュメンタリー

メットガラは Vogueの辣腕編集長で、映画「プラダを着た悪魔」のモデルといわれる アナ・ウィンター(Anna Winter)が仕掛ける チャリティーイベント
彼女の人脈もあり ファンション・映画・音楽業界を始め多方面の著名人が出席し、1席25000ドル(約285万円)もすぐに満席になるという
メトロポリタン美術館の特に衣装部門へ大きく貢献しているイベントという。

アナ・ウィンターにとってメットガラはビジネスではなく ファッションを美術として根付かせる活動のようだ。

映画では アナ・ウィンター 率いる Vogueチームの ガラ(新エキシビションのオープニングセレモニー)の準備の舞台裏を写す。
ウィンターの切れ者振りが随所に映像に入っている。

印象的だったのは、ガラの準備ために美術館の一部が閉鎖され、来館者ががっかりするのではとスタッフがコメントした時。
「来館者にはまた来てもらえば良い。美術館にとって収益の高いチャリティイベントなんだから」 とバッサリ切り、スタッフは返す言葉もなかったところ。

確かにチャリティの成功がより良い美術館の運営に寄与するのですし、美術館自体は広く他にも見る場所は多くあるのですから。
それでも、日本人にはできないところだなぁ~と思いながら観ていました。

メットガラは デザイナーにとっても絶好のビジネスチャンスの場です。
レッドカーペットを歩くセレブの姿がメディアにのるのですから、自身の作品を身にまとったモデルやセレブリティを送り込んでくるのです。

その華やかさと言ったら、、、、
映画のカメラワークはもちろん素晴らしいのだが、それでも もっとアップに、別の角度で、などなど もっともっと見ていたい場面だった。

このドキュメンタリーでは、2015年の春のエキシビション 「鏡の中の中国(China:Through The looking Glass)」の舞台裏も同時進行で追いかける。

中国がファッション業界に影響を与えたとして、有名デザイナーの過去・現在のコレクションが展示される。
そちらの衣装も素晴らしい

一方で、China と 銘打っているが、ステレオタイプな中国のイメージから抜け出せないところもあったり、政治的な配慮、美術館として彫刻などの美術品が衣装の脇役になる懸念など数々の問題と格闘するところが、とても興味深かった。

作品が展示された有名デザイナーのインタビューがでてくるが、ファッションはあくまでもファッションで 美術じゃない と言っている。
美術展として奔走するドキュメンタリーの中なのに、「美術じゃない」というコメントがそのまま採用されているのも、海外作のドキュメンタリーならではなのかもしれません。

ガラのセレブ感と エキシビションの豪華さと少々盛り沢山の内容ではありました。

Vogueのサイトには 今年2017年のMETガラの写真も掲載されています

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