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2017年11月14日

辻井伸行 Debut10周年記念特別コンサート

01046d192ab9c8097e3ec18c74570ae99f2昨晩 ピアニスト 辻井伸行さんの デビュー10周年記念特別コンサートに行ってきました。

開場は この夏半年に及ぶ改修を終えた サントリーホール

2007年のCDデビューした辻井さん
CDデビューの際のコンサート会場だったサントリーホールで、10周年の節目のコンサート

もちろんチケットは完売
(恐らく 即完売だったと思われます。)
今回のチケット販売にはひとり最大2枚の制限が入りました

入口付近のみならず、1,2階のホール入口にもお祝いの花が多数届けられ、会場を彩ります。

特別な一夜になる予感で、会場の雰囲気も静かな昂揚感が徐々に高まっていました。

開演直後にスクリーンで辻井さんの活躍を紹介するビデオが10分ほど流れて、辻井さん登場

前半はピアノ・ソロ

ショパン 英雄ポロネーズ

ドビュッシー 月の光

ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ

ラヴェル 水の戯れ

リスト ラ・カンパネラ

どの曲も辻井さんの得意とするところで、過去のリサイタルで聞いたこともある曲

第1曲目の英雄ポロネーズでは出だしに少々躓きが・・・
しかし、そこでスイッチが入ったのか、中盤以降は魂の入った演奏で聴かせる聴かせる

どの曲も馴染み深く、気持ちよく聴けるのですが、この日は一段と心地良かったですね
特に ラカンパネラは 本当に大小様々な鐘が鳴り合っているようで。
耳に届く一音一音が心の奥に染み入る心地でした

この日は特別コンサートと言うことで、音楽関係者も多く、招待客のVIPエリアらしき座席もありました
休憩後、通常とは違う会場の雰囲気になり、カメラマンがVIPエリアに向かってスタンバイ
SPの後ろから天皇陛下・皇后陛下のお姿が見え、会場ではほとんどの人が立ち上がって拍手でお迎え

私もこのような形で両陛下をお迎えするのは初めてだったので、ちょっと感激してしまいました。

さて、第 2部は天皇陛下、 皇后陛下がご臨席いただく中での ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 の演奏となりましたが、辻井さん、指揮者本名徹次さん、東京フィルハーモニーとも実に素晴らしい演奏でした。

舞台から感じられる緊張感がほどよく客席にも伝わり、曲が進むにつれて、曲の中に引きずり込まれる感じがして、客席も多いに ラフマニノフの世界を楽しむことができたのではないでしょうか。

今回の東京フィルハーモニーの配席が向かって左手にコントラバスがいて、私の席からは今まで耳にあまり届かなかった低音部が良く聴こえて、この曲の重層感をつくっているスパイス的なものも感じられ、改めて ラフマニノフのピアコン2番の奥深さを感じました。

この日の観客は上質で、少々の咳は聞こえたものの、ガサガサ音もなく、フライングブラボーもなく、辻井さんの残す余韻も含めて演奏が楽しめました。

演奏後は 万雷の拍手が鳴りやまず、そんな中、辻井さんの挨拶

アンコール
シベリウス 樅の木 (両陛下がお好きな曲なのでとのコメント)
自作 それでも生きていく

両陛下は最後まで鑑賞されてのご退席
会場は今度は両陛下のお見送りの拍手ですが、両陛下がお手を振られると思わず返してしまう微笑ましい光景が続き、温かい雰囲気の中での終演となりました。

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