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2017年12月14日

ヤン・リシエツキ @紀尾井ホール

3年ぶりの来日となった カナダ人ピアニスト ヤン・リシエツキ

前回のリサイタルも聴きにいって、それまで毎年のように来日していたため次の公演も楽しみにしていたのですが、暫く来日がなく、ようやく夢かなった

会場も 紀尾井ホールとピアノリサイタルなら一番のお気に入りのホールなので、すぐにチケットを手配しました。

3年ぶりのヤンさんは外見ももちろん盛年となりましたが、ピアノも繊細さを失わず、かつ逞しさを加えた感じ
そして、なにより瑞々しさ随所に感じさせる心地よさは前回と同じ。

会場で配られたプログラムをみると、この3年間、世界の名オーケストラとの共演を次々に務め、世界トップクラスのピアニストになっていた。
(今回の来日でオケとの共演が名古屋のみだったのは本当に残念)

演目
ショパン ノクターン第15番へ短調OP55-1
      ノクターン第16番変ホ長調 OP55-2

シューマン 4つの夜曲OP23 
       (1葬 へ短調、2奇妙な仲間 ハ長調、3夜の宴 ヘ長調、
        4独唱つきの輪唱 変二長調)

ラベル  夜のガスパール
      (1.オンディーヌ、2絞首台、3スカルボ)

(休憩)

ラフマニノフ 幻想的小品集 OP3
        (1.エレジー 変ホ短調、2前奏曲 嬰ハ短調、3メロディ ホ短調、
         4道化役者 嬰ヘ短調、5セレナード 変ロ短調)

ショパン ノクターン第19番ホ短調OP72-1
      スケルツォ第1番ロ短調 OP20

悔やむべくは、先週の沖縄旅行に夢中でリサイタルの演目を事前に勉強していかなかったこと。

夜をテーマにした選曲だった。
日本人ピアニストのリサイタルではなかなか聞けない選曲と曲順でした。

ショパンは耳慣れているが、前半のシューマン・ラベルは美しさと暗さを共存させた曲順であったこもあり、聴く側にもなにかしらの緊張感を与えるものだった。

事前にもう少し聴きこんでいけば、感想ももっと厚みのあるものだっただろうが、、、

個人的にはラフマニノフの小品集の前奏曲
この曲は「鐘の前奏曲」とも呼ばれ、浅田真央さんがバンクーバーで使用した曲とプログラム解説にも記載がありました。
真央さんのオーケストラバージョンはそれこそ何度も聴きましたが、生ピアノ版は初めて。
オーケストラバージョンとは印象が異なる、こちらも素敵な曲でした。

ヤンさんは前半も後半も途中で挨拶のため席から立ち上がることはありましたが、舞台袖に下がることもなくステージにいました。
その集中力も凄まじいものが客席にまで静かに伝わっていました。

アンコールは2曲
ショパン ノクターン13番 ハ短調Op48-1
シューマン トロメライ

アンコールの2曲、特にトロメライは独特の甘美さで余韻まで酔わせてくれ、リサイタル中の様々な感情が体(脳)に染み入った感じだった。

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