カテゴリー「文化・芸術」の36件の記事

2017年12月 1日

月イチ歌舞伎 め組の喧嘩

今月の月イチ・シネマ歌舞伎は め組の喧嘩

故十八代中村勘三郎の功績のひとつに、「平成中村座」を復活させたことがあげられる。

2000年(平成12年)に浅草(隅田公園内)に江戸時代の芝居小屋を模した仮設劇場を設け、「平成中村座」と名付けたのが始まり。

その後、勘三郎が亡くなるまで、平成中村座と冠して、仮設劇場で歌舞伎公演をほぼ毎年行ってきた。

「め組の喧嘩」も平成中村座で2011年(平成23年)から翌年にロングラン公演として行われ、本シネマ作品はその2012(平成24)年5月公演

勘三郎演じる町火消の「め組」鳶頭の辰五郎が、盛り場で喧嘩っ早い鳶たちと相撲力士たちの小競り合いを収める。
が、再び小競り合いがあり、場所後に力士たちへ仕返しを決意する話。

台詞回しも気が短い江戸っ子訛りの早口だし、血気盛んな鳶たちの熱気がスクリーンから溢れてくるようだった。
喧嘩の場面では客席通路も使った小競り合いがあり、まさに観客をも巻き込んだ舞台。

最後は辰五郎の兄貴分喜三郎が体を張って間に入って両者を納まる

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2017年11月29日

藤沢市民オペラ 「トスカ」

014f3ce72e662444d7a0c75924203b45f9c久し振りに 藤沢市民オペラの公演に出掛けてきた

藤沢市には、2〜3年毎に藤沢市民オペラが開催される
1973年に市民会館開館5周年を記念してスタートした「藤沢市民オペラ」は今年で23回目となる

私は初期の頃には毎回の様に出掛けていたが、最近は忙しさに足が遠のいていた。
初期の頃は日本語上演もあり、試行錯誤の感もあったが、久し振りに観た藤沢市民オペラは随分と洗練されていて、軽いショックを受けた

14年間も間が空いて、4作品も見逃してしまった!

ソリスト達は藤原歌劇団や二期会に所属する歌い手だが、オーケストラは藤沢市民交響楽団、合唱、藤沢市合唱連盟 と市民も参加している

トスカは 有名アリアのある演目で 私の好きなオペラのひとつ
舞台正面の席で聴くアリアは、実に心の琴線を揺さぶる

そして、目を見張ったのが舞台で、1800年のローマの雰囲気がよく出ていた
小道具や照明の使い方も効果的で、観ていても楽しめる演出だった

演出家は粟國淳

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2017年11月22日

かまくら特選会 @鎌倉芸術館

最近はテレビ(おもにNHKですが)で放送されることも多くなった 落語

鎌倉芸術館のリニューアル記念で開催された かまくら特選会に行ってきました。
TVでいろいろな噺を聴いていましたが、ホール等で生落語は1年ぶりとなってしまいました。
前回は 歌丸師匠・圓楽師匠の二人会でした。

場所は鎌倉芸術館の小ホール
リニューアルというけれど、小ホール自体は左程変わっていなかったような・・・

この日は 柳家権太楼、柳家花禄、桂文治、春風亭一之輔 の競演

チケットは完売
リニューアル記念だからか、開演前に囃子太鼓を目の前で打ったり、寄席文字の実演説明があったり、開口一番として 笑福亭茶光 動物園 の演目もあった

鮑熨斗  春風亭一之輔

試し酒  柳家花禄

(仲入り)

源平盛衰記 桂文治

心眼     柳家権太楼

個人的には 最近テレビの出演も多く、チケットが入手し辛いといわれている一之輔が楽しみでした。

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2017年10月 1日

民藝の日本 @横浜高島屋

先週 高島屋ギャラリーで開催されていた 民藝の日本 を観てきた。
(横浜高島屋では閉会、現在 大阪高島屋で開催中) 

日本民藝館創設80周年記念の展示会であり、柳宗悦が各地で蒐集した同館所蔵品を中心に展示されている。

期待以上に見応えのある展示会だった。

民芸品は庶民の生活の中で育まれてきたものなので、テレビ(ドラマ)等で目にしたことはあるものが多く、馴染み易い。。
地方毎に分けられた展示は分かり易く、今までにも旅先で知ったものも多かったが、これから旅行の楽しみが増えた様な気がした。

時間があれば、旅先でも民藝品の展示を気にしてみたいと思う。

展示会内での説明書をみると、高島屋はかなり以前から民藝館の活動を応援してきている。

柳宗悦を中心にした民藝運動は、美術品ではない庶民の生活道具に美意識を見出す運動で、蒐集作品を高島屋は日本初の大規模展で紹介し、これをきっかけに1936(昭和11)年に日本民藝館が設立されたとも言われています。

駒場にある 日本民藝館も 建物・展示物ともにレトロ好きな私にはなかなか魅力的で、近いうちに是非行ってみたいと、好奇心を刺激させられた展示会だった。

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2017年8月13日

八月納涼歌舞伎 第一部

歌舞伎座 八月納涼歌舞伎 第一部を観劇してきました。

この日は八月歌舞伎の初日
開場前に着いてしまったのだけど、劇場前は幕見席の行列が凄かった。
炎天下の中だけに待つのも大変そう、、、
私は早々にB2の木挽町広場でお茶をして開場を待ちました。

八月納涼歌舞伎は3部制

第一部演目

刺青奇偶(いれずみちょうはん)

(休憩30分)

上 玉兎
下 団子売

今回の私的注目は 市川中車と中村七之助の刺青奇偶 と 中村勘太郎の玉兎

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2017年6月22日

月イチ歌舞伎 東海道中膝栗毛

6月の月イチ歌舞伎は 昨年8月に歌舞伎座にて上演された 東海道中膝栗毛(やじきた) でした

主人公 弥次郎兵衛(市川染五郎)と喜多八(市川猿之助)の道中記を描いた喜劇物

歌舞伎の初演は昭和3年ですが、当時より流行や時代の話題を取り入れ、夏芝居として大評判となったようです。

今回の脚本・演出は市川猿之助で、先月の氷艶でも市川染五郎の演出に唸りましたが、歌舞伎役者さんたちの役者だけに止まらない歌舞伎への想いと才能を感じます。

途中ストーリーはラスベガスに行ったりしてしまう突拍子もないところもあるけど、ラスベガスのショーで連獅子を披露する際は、歌舞伎だぁ~と思いながら観ていました。

噴水の中で演じたり、最後は宙吊りもあったり、映画ではプロジェクションマッピングのような画面構成もあり、見どころの多い、楽しい映画でした。

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2017年5月31日

身毒丸 復活 @蜷川幸雄シアター

ジュリアスシーザーに続き 一周忌追悼企画 蜷川幸雄シアターの身毒丸 復活 を観てきました。

身毒丸(しんとくまる)は、寺山修司の舞台作品。

長者の息子 俊徳丸(しゅんとくまる)は継母の呪いによって失明し落魄するが、恋仲にあった娘の助けで観音に祈願することで病が直ったという伝説の人物を題材としている。
この噺は 歌舞伎や人形浄瑠璃でも使われている(摂州合邦辻)

寺山作 身毒丸は 母を売る店で買い求められた撫子と、その義理の息子・身毒丸とのストーリー
継母との禁断の愛とキャプションがつけられるが、その一言では語れないなかなか複雑な思いが入り混じるストーリーだ。

蜷川版 身毒丸 といえば 藤原竜也の代表作であり出世作

当時15歳だった藤原がオーディションで蜷川に見出され(1997年)、ロンドン公演で初舞台にもかかわらず 大絶賛の好演をみせた作品

今回の映画は 復活とついているのは、一度 2002年に藤原竜也・白石加代子主演の身毒丸は最終公演とされたため。

2008年に復活として 再度 藤原・白石の主演で上演された。
ただ、藤原デビュー作時は15歳で 継母との関係に惑う少年として当たり役だったが、20代半ばの藤原の身長や声色に違和感を感じるのも事実

身毒丸の義理の弟役で 中曽根康太・渡辺駿太がWキャスト
他に 品川徹、蘭妖子、石井愃一
上映時間 110分

第3弾は 間違いの喜劇 (シェイクスピア作、小栗旬主演)

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2017年5月30日

氷艶

もう1週間前のこととなりましたが、代々木体育館で開催された 氷艶、観てきました

市川染五郎さんがディズニーオンアイスがあるなら、歌舞伎オンアイスもあっていいんじゃないかとの発想で実現した企画
染五郎さんが演出、主役で、フィギュアスケートの高橋大輔さんがW主演

代々木体育館で3日間、昼夜の計6公演でした

歌舞伎とスケートの初コラボレーションで、歌舞伎役者もスケートをするというので一体どうなるのか、多いに期待高まる中始まった本公演

初日の昼の部から、スケートファン、歌舞伎ファン共に絶賛の声多く、その声は日に日に増し、3日間の公演にも拘らずリピーターも多かった様子

プロジェクションマッピングを使った舞台(リンク)の視覚的効果や、宙吊りなど歌舞伎要素もふんだんにあって、歌舞伎の可能性を観た気がします

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2017年5月25日

激混みのミュシャ展 @国立新美術館

スラブ叙事詩 20枚が展示されていることで話題の ミュシャ展

アルフォンソ・ミュシャといえば アールヌーボー時代のポスター画で有名ですが、パリで成功したミュシャが祖国チェコに戻って取り組んだのが 今回展示さているスラブ叙事詩

いずれも 壁面いっぱいの大きな絵で、1枚が海外で展示されるのでも話題だろうに、それが20枚という。

私は以前チェコに旅行に行った際、現地でスラブ叙事詩の作品を観ている
その時の衝撃は今も覚えているくらい。

当時の私にとって ミュシャは オペラの女優をモデルにしたポスター画の作者としてしかイメージがなく、暗い画面に描きだされてスラブ民族の歴史に自分の知らない世界がまだまだ沢山あると自覚させられた。

そして カフカ、スメタナとともにチェコスロバキアの芸術の表層に隠れた奥深さを感じたものだ。

そのスラブ叙事詩との再会だったので、とても楽しみだった。

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2017年5月18日

月イチ歌舞伎 連獅子/らくだ と ムビチケ

今年の月イチ歌舞伎の1弾は 中村屋親子による連獅子(2007年新橋演舞場) と 故三津五郎と故勘三郎 主演のらくだ(2008年歌舞伎座)の2本立てでした

1本目のらくだ は 長屋中の嫌われ者 らくだの馬太郎(亀蔵)が亡くなり、仲間の半次(三津五郎)が弔いの金を用立てようと、紙屑買いの久六(勘三郎)とともに、馬太郎の遺体を担いで家主宅に乗り込む話
遺体にカンカンノウ(当時流行った踊り)を踊らせ、家主から酒と肴をまんまとせしめることに成功
馬太郎宅に戻り、通夜として酒を飲み始めると大人しかった久六の酒癖の悪さが出てくるお話

遺体となった亀蔵も大変な役だし、人の死の場面であるが、遺体を踊らすという荒唐無稽な展開に大笑いとなる芝居だった。

連獅子は 親獅子が子獅子を千尋の谷に突き落とし、駆け上がって来た子獅子だけを育てるという故実を演目にしたもの
中村親子の踊りをみるのが、個人的に新鮮で、歌舞伎役者の技量の幅を感じました。

来月の月イチ歌舞伎は 市川染五郎・市川猿之助のW主演 東海道中膝栗毛〈やじきた〉
で6月3日~

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