カテゴリー「文化・芸術」の32件の記事

2017年10月 1日

民藝の日本 @横浜高島屋

先週 高島屋ギャラリーで開催されていた 民藝の日本 を観てきた。
(横浜高島屋では閉会、現在 大阪高島屋で開催中) 

日本民藝館創設80周年記念の展示会であり、柳宗悦が各地で蒐集した同館所蔵品を中心に展示されている。

期待以上に見応えのある展示会だった。

民芸品は庶民の生活の中で育まれてきたものなので、テレビ(ドラマ)等で目にしたことはあるものが多く、馴染み易い。。
地方毎に分けられた展示は分かり易く、今までにも旅先で知ったものも多かったが、これから旅行の楽しみが増えた様な気がした。

時間があれば、旅先でも民藝品の展示を気にしてみたいと思う。

展示会内での説明書をみると、高島屋はかなり以前から民藝館の活動を応援してきている。

柳宗悦を中心にした民藝運動は、美術品ではない庶民の生活道具に美意識を見出す運動で、蒐集作品を高島屋は日本初の大規模展で紹介し、これをきっかけに1936(昭和11)年に日本民藝館が設立されたとも言われています。

駒場にある 日本民藝館も 建物・展示物ともにレトロ好きな私にはなかなか魅力的で、近いうちに是非行ってみたいと、好奇心を刺激させられた展示会だった。

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2017年8月13日

八月納涼歌舞伎 第一部

歌舞伎座 八月納涼歌舞伎 第一部を観劇してきました。

この日は八月歌舞伎の初日
開場前に着いてしまったのだけど、劇場前は幕見席の行列が凄かった。
炎天下の中だけに待つのも大変そう、、、
私は早々にB2の木挽町広場でお茶をして開場を待ちました。

八月納涼歌舞伎は3部制

第一部演目

刺青奇偶(いれずみちょうはん)

(休憩30分)

上 玉兎
下 団子売

今回の私的注目は 市川中車と中村七之助の刺青奇偶 と 中村勘太郎の玉兎

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2017年6月22日

月イチ歌舞伎 東海道中膝栗毛

6月の月イチ歌舞伎は 昨年8月に歌舞伎座にて上演された 東海道中膝栗毛(やじきた) でした

主人公 弥次郎兵衛(市川染五郎)と喜多八(市川猿之助)の道中記を描いた喜劇物

歌舞伎の初演は昭和3年ですが、当時より流行や時代の話題を取り入れ、夏芝居として大評判となったようです。

今回の脚本・演出は市川猿之助で、先月の氷艶でも市川染五郎の演出に唸りましたが、歌舞伎役者さんたちの役者だけに止まらない歌舞伎への想いと才能を感じます。

途中ストーリーはラスベガスに行ったりしてしまう突拍子もないところもあるけど、ラスベガスのショーで連獅子を披露する際は、歌舞伎だぁ~と思いながら観ていました。

噴水の中で演じたり、最後は宙吊りもあったり、映画ではプロジェクションマッピングのような画面構成もあり、見どころの多い、楽しい映画でした。

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2017年5月31日

身毒丸 復活 @蜷川幸雄シアター

ジュリアスシーザーに続き 一周忌追悼企画 蜷川幸雄シアターの身毒丸 復活 を観てきました。

身毒丸(しんとくまる)は、寺山修司の舞台作品。

長者の息子 俊徳丸(しゅんとくまる)は継母の呪いによって失明し落魄するが、恋仲にあった娘の助けで観音に祈願することで病が直ったという伝説の人物を題材としている。
この噺は 歌舞伎や人形浄瑠璃でも使われている(摂州合邦辻)

寺山作 身毒丸は 母を売る店で買い求められた撫子と、その義理の息子・身毒丸とのストーリー
継母との禁断の愛とキャプションがつけられるが、その一言では語れないなかなか複雑な思いが入り混じるストーリーだ。

蜷川版 身毒丸 といえば 藤原竜也の代表作であり出世作

当時15歳だった藤原がオーディションで蜷川に見出され(1997年)、ロンドン公演で初舞台にもかかわらず 大絶賛の好演をみせた作品

今回の映画は 復活とついているのは、一度 2002年に藤原竜也・白石加代子主演の身毒丸は最終公演とされたため。

2008年に復活として 再度 藤原・白石の主演で上演された。
ただ、藤原デビュー作時は15歳で 継母との関係に惑う少年として当たり役だったが、20代半ばの藤原の身長や声色に違和感を感じるのも事実

身毒丸の義理の弟役で 中曽根康太・渡辺駿太がWキャスト
他に 品川徹、蘭妖子、石井愃一
上映時間 110分

第3弾は 間違いの喜劇 (シェイクスピア作、小栗旬主演)

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2017年5月30日

氷艶

もう1週間前のこととなりましたが、代々木体育館で開催された 氷艶、観てきました

市川染五郎さんがディズニーオンアイスがあるなら、歌舞伎オンアイスもあっていいんじゃないかとの発想で実現した企画
染五郎さんが演出、主役で、フィギュアスケートの高橋大輔さんがW主演

代々木体育館で3日間、昼夜の計6公演でした

歌舞伎とスケートの初コラボレーションで、歌舞伎役者もスケートをするというので一体どうなるのか、多いに期待高まる中始まった本公演

初日の昼の部から、スケートファン、歌舞伎ファン共に絶賛の声多く、その声は日に日に増し、3日間の公演にも拘らずリピーターも多かった様子

プロジェクションマッピングを使った舞台(リンク)の視覚的効果や、宙吊りなど歌舞伎要素もふんだんにあって、歌舞伎の可能性を観た気がします

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2017年5月25日

激混みのミュシャ展 @国立新美術館

スラブ叙事詩 20枚が展示されていることで話題の ミュシャ展

アルフォンソ・ミュシャといえば アールヌーボー時代のポスター画で有名ですが、パリで成功したミュシャが祖国チェコに戻って取り組んだのが 今回展示さているスラブ叙事詩

いずれも 壁面いっぱいの大きな絵で、1枚が海外で展示されるのでも話題だろうに、それが20枚という。

私は以前チェコに旅行に行った際、現地でスラブ叙事詩の作品を観ている
その時の衝撃は今も覚えているくらい。

当時の私にとって ミュシャは オペラの女優をモデルにしたポスター画の作者としてしかイメージがなく、暗い画面に描きだされてスラブ民族の歴史に自分の知らない世界がまだまだ沢山あると自覚させられた。

そして カフカ、スメタナとともにチェコスロバキアの芸術の表層に隠れた奥深さを感じたものだ。

そのスラブ叙事詩との再会だったので、とても楽しみだった。

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2017年5月18日

月イチ歌舞伎 連獅子/らくだ と ムビチケ

今年の月イチ歌舞伎の1弾は 中村屋親子による連獅子(2007年新橋演舞場) と 故三津五郎と故勘三郎 主演のらくだ(2008年歌舞伎座)の2本立てでした

1本目のらくだ は 長屋中の嫌われ者 らくだの馬太郎(亀蔵)が亡くなり、仲間の半次(三津五郎)が弔いの金を用立てようと、紙屑買いの久六(勘三郎)とともに、馬太郎の遺体を担いで家主宅に乗り込む話
遺体にカンカンノウ(当時流行った踊り)を踊らせ、家主から酒と肴をまんまとせしめることに成功
馬太郎宅に戻り、通夜として酒を飲み始めると大人しかった久六の酒癖の悪さが出てくるお話

遺体となった亀蔵も大変な役だし、人の死の場面であるが、遺体を踊らすという荒唐無稽な展開に大笑いとなる芝居だった。

連獅子は 親獅子が子獅子を千尋の谷に突き落とし、駆け上がって来た子獅子だけを育てるという故実を演目にしたもの
中村親子の踊りをみるのが、個人的に新鮮で、歌舞伎役者の技量の幅を感じました。

来月の月イチ歌舞伎は 市川染五郎・市川猿之助のW主演 東海道中膝栗毛〈やじきた〉
で6月3日~

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2017年5月17日

ジュリアス・シーザー @蜷川幸雄シアター

蜷川幸雄氏の一周忌追悼の企画として 先週末から 蜷川幸雄シアターが始まった。

これは 蜷川幸雄の舞台公演4本が、1週間づつ4週に亘ってスクリーンで上映される。

第1弾が ジュリアス・シーザー
2014年、彩の国シェイクスピアシリーズとして上演されたもの。
阿部寛、藤原竜也、吉田鋼太郎、横田栄司 ほか
上映時間:175分

舞台セットとオープニングから観客を惹きこませる演出だった。

劇場内で上演中の注意事項がアナウンスされている中、マント(コート)役者が一人二人と舞台に現われ、階段状のセットに腰掛ける

そして一斉にマントを脱ぐと舞台が始まった

観客席の通路も何度も使われ、劇場全体が舞台のような壮大さもあった

実際に彩の国シアターで観劇していたら、ワクワクしただろうなぁ、、、と思いながら鑑賞。

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2017年5月13日

今年も月イチシネマ歌舞伎、そして 蜷川シアター

昨年多いに楽しんだ 松竹の月イチシネマ歌舞伎
歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映する(松竹HPより)、映画とは違った映像作品

今年も5月13日から月1回1週間の期間限定ですが、月替わりで上映されます。

5月は 連獅子・らくだ の2本立て
6月以降も楽しみな演目ばかり (演目一覧

今年から前売りチケットがムビチケで発売されるようになり、ネットで席の指定ができるようになった。
(今までは 前売り券を窓口に持参し、座席指定をする手順)

私は 近くの湘南テラスモール内の東急シネマで鑑賞するが、東急シネマカードホルダーの特典でエグゼクティブシートが差額なしで利用できる。
しかし、昨年までの前売り券では窓口での交換開始時刻には既に満席になっていた。

ネットで座席指定ができるようになり、午前0時過ぎに指定したので、今回はエグゼクティブシートを確保できました。

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2017年5月10日

世界一の寄木細工展 @鈴廣 かまぼこ博物館

01158413aa68687842e9d36e8a8ad78f003先日 優待のバス旅行に参加した際、最終の立ち寄り地が 小田原の鈴廣だった

旅行最後のお土産を買うつもりだったが、隣の かまぼこ博物館で行われていた展示に目が留まった

世界一の寄木細工展  (4月29日~6月11日)
無料でもあるし、、、と覗いてみた

期待以上の立派な展示品の数々で圧倒された

美術工芸品の調査・収集をライフワークとしている金子皓彦氏の個人コレクション10万点から150点を展示しているというから驚きだ

パンフにも掲載されている ライティングビューローは海外に亘った寄木細工で 高さ181cm、幅241cm
明治時代の作品だが、細部にまで寄木細工が施され、美しかった

また 海外(例えばシチリア地方)の寄木細工作りの作品も展示されていて、箱根の寄木細工との共通点・違いがあって、とても興味深かった。

かまぼこ博物館の3階の新装に合わせての展示会

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