恩賜箱根公園と関所
半月前の箱根旅行では、杉並木に感動しましたが、杉並木近くの県立恩賜箱根公園もとても気持ち良かったことを書かずにはいられません。
恩賜公園の名のっとり、かつての皇族の箱根離宮跡地です。
神奈川県の運営で整備も管理もしっかりしています。
HPも定期的に更新されています。
全部を回ると45分はかかるという遊歩道も整備/管理されています。
木々や花々だけでなく、沢山の鳥の声が本当にすぐ近くで聞くことができ、普段触れることのできない自然に包まれます。
ところどころにベンチもあり、休憩しながら散策もできます。
公園内にもアップダウンがあるので、歩き方によっては軽い運動になるし、景色も色々あるので飽きません。
おしゃべりしながらでも、1人で黙々とでも、、、
沢山の自然に心底リラックスできると思います。
隣接の駐車場(9時オープン)は有料ですが、公園自体は無料です。
私達はホテルの朝食前に公園を散歩してきました。
とても気持ちよかったです。
清々しいとはこのこと!と久々に実感しました。
ただ、日陰箇所は少ないので、真夏日の昼はちょっと厳しいかな…
恩賜箱根公園の駐車場近くには 箱根関所と資料館があります。
関所は神奈川県民の遠足では必ず行く場所で、私も遠い記憶にありました。
しかし、どうも風情が記憶と違うので、久しぶりに入ってみました。
箱根関所は復元工事が行なわれ、07年3月に現在の関所が完成。
その復元工事のビデオが資料館内のテレビで放映されています。
子供には難しいけど、これ必見です。
ビデオではオリジナルの関所が建てられた当時の技術の紹介をしています。
例えば基礎石の上にのせる柱は座りを確実にするため木の接面部分を石の形に削っていました。
石壁の再現も古い石をそのまま使い、紛失した部分は新しい石を削ってはめていました。
釘は木釘、木と木の多くは”ほぞ”で組み合わされています。
などなど……
当時の技術もその技術を再現しようとする意欲にも感心してしまいました。
関所/資料館、合わせて入場料は500円
関所敷地は小さく、ここだけでは入場料を払うほどではないように思いましたが、復元工事の大変さを知った後は、その分も入場料も仕方ないかな…と思いました。
資料館も少々ガタが来ているようでしたし、、、
ちなみに施設内の様子や関所での取り調べ風景(人形)を見なければ、関所の門の間は通り抜け自由です。
(写真奥がもうひとつの門、中央の通路の通り抜けは自由)
最後に今回宿泊した 箱根ホテルから関所とは反対方向の徒歩圏に ”箱根駅伝”の往路ゴール地点と復路のスタート地点があります。
今の季節は駐車場に続く普通の道路で、石標がなければ気付かない人がほとんどです。
箱根山登り部分は急なことは車で通っても分かったいました。
が、ゴール直前の道もかなり高低差があり、5区の大変さを改めて認識した次第です。
(自宅近くの駅伝コースはほぼ平坦な道なので、それが普通とつい思ってしまうんですね。。。)
箱根駅伝に関する資料を展示した箱根駅伝ミュージアムもすぐ近くに。。。
スーベニアショップも併設されています。
ガールの箱根熱の火がちょっと大きくなりました。
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