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2011年3月26日

箱根旧街道の石畳

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随分前のことのようだが、震災の直前の週末、箱根に1泊旅行に行っていた。
宿泊は リゾートパスポートを使って 湯本富士屋ホテル

いつもは車で彼方此方出掛けるのだが、今回はホテルと箱根湯本駅周辺をじっくり探索することにした。

ホテルでもらった 周辺の散策マップにあった 旧街道石畳
1時間コースの距離だが、のんびり散策をするに丁度良い感じだ。
湯本富士屋ホテルからは まず箱根町役場に向って早雲通りへ
散策コースなので、要所要所に案内板がある

Dsc_4717専ら国道1号線しか使わない私達にとっては、箱根旧街道である早雲通りを歩くだけでも、面白い。
やや道幅が狭いので 車に気をつけないといけないが、側溝からは湯気があがっていて、箱根が温泉街であることを改めて印象つけられる。

箱根旧街道沿いには 昔ながらの旅館/民宿があり、国道1号線とはちょっと違った 湯本温泉郷の顔がある。

暫く歩くと 舗装された車道から別れる形で 石畳となる。
場所で言えば猿沢橋の手前
約250m程に渡って 石畳の道が続き、旧街道の面影に触れることができる。

1680年に江戸幕府が石を敷いて道を整備したというのだから 凄いことだ。丸い石の表面は滑り易い上、道が緩やかながら登り下りしている。
昔の人が 当時の装備(着物や草履)で この道を行き来したと思うと、さぞ大変だったことだと思う。
石畳の道は奥湯本温泉郷へ抜けることもできるが、靴は歩き易いものでないと無理!

この旧街道を芦ノ湖方面に登ると 寄せ木細工で有名な 畑宿がある。
旗宿近くにも 石畳が保存されている。
歩き比べるのも面白いかもしれない。

ホテルでもらう周辺マップは いつもなら通り過ぎてしまうものも見つけたり、新しい発見があったりする。

旧街道、一里塚跡付近にある 仲睦まじい道祖神
案内板も少々くたびれ感を感じるが、道行く人達をしっかり見守ってくれています。

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男女の神様が手を取り合い、仲睦まじさを表現することで悪霊退散を念じたらしい。
江戸時代からある道祖神とか。

余談ながら、この1対の道祖神(相対道祖神という)
信州が中心のほか群馬(上州)、山梨(甲斐)、神奈川(相模)でしかみられないそうだ。

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