« 平日練習0904 | トップページ | セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻 »

2019年9月 6日

特別展 立体錯視の最前線 @明治大学博物館

01916e66137caeb2e1e7807b7cf3d74d1bf4fd45御茶ノ水の明治大学博物館に 立体錯視の特別展を観に行ってきた

錯視とは所謂「目の錯覚」のこと。
本展に行くまではだまし絵のことかと思っていたが、だまし絵とは違う。
形・大きさ・長さ・色・方向などが、ある条件や要因により実際とは違ったものとして知覚されること

例えば 同じ大きさの円(〇)でも、その円を囲む周囲の円が小さいもの、大きいもので、大きさが違って見える例だ。

この特別展は 明治大学先端数理学インスティテュート(MIMS)が企画していますが、MIMSは「錯視」を数理的解析で解明しようとしています。

人は目から入った情報のうち直角をより好んで意識したり、両目があることで片目で得た奥行情報をもう片方の目が補正することを自然と行っているそうです。

その点を突いて作られた立体は 不思議なことに鏡で映された立体が全く違うものになっていたりします。

と俄か知識では上手く説明できず、とにかく 百聞は一見にしかず、、、

目の前にある立体は円筒ですが、奥に立てた鏡に映ると星形になっています

01ee27e251927b728542398f4f134740d574513d  立体の⇒方向は右を向いていますが、鏡の中は左方向

01ba030174280c1f3e27d87898bb40e7373319b0 ひし形を4つ並べた立体ですが、鏡の中はクローバー、ハート、スペードの形も

鏡の中の立体が目の前にある立体と姿が違うものを変身立体と呼ぶそうです。
とっても不思議な世界でした

このほか、奥行を補正を利用した錯視はカメラで撮ると目の前にある模型と違った形になります。
これはカメラは単眼のためだからだそうで、人間が片目だけでみると同じ効果がありました。

この研究はロボットの目を開発する研究の中で、広がってきた研究
方程式で説明できるそうですが、私にはチンプンカンプンでした

初めて見る立体錯視だったので、こんなことがあるんだと、非常に興味深かったです。

この特別展 無料です
但し 会期は9月8日(日)まで

「見えているのに見えていない 立体錯視の最前線」
明治大学博物館
千代田区神田駿河台1-1
明治大学アカデミーコモン地階
10:00-:17:00

 

|

« 平日練習0904 | トップページ | セブンス・サイン 行動心理捜査官・楯岡絵麻 »

文化・芸術」カテゴリの記事

あしあと in 東京♪」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。