映画 蜜蜂と遠雷
昨日から封切りの 映画 蜜蜂と遠雷 を観てきました
私も兄貴も原作を読んでいるので、約2時間の枠に落とし込むには仕方ないかなぁ~と思う部分がありました。
結局 原作を読んでいると 自分にとっての適役や風景を描いてしまっているのでその差や、映画のストーリー的に省かれてしまう場面や登場人物への思い入れが宙ぶらりんになってしまうストレスなんでしょう
一方で原作を読んでいない人にも入り込みやすいストーリーになっていたと思います。
特に 男性ピアニスト達のピアノ演奏が時折実際に演奏している場面も含め、全く違和感がなかったことに感嘆してしまいました。
主人公栄伝亜矢の松岡麻茉優も頑張っていたけど、男性陣に比べるとちょっと演技している感があtった
特に演奏中の目線の辿る方向がなんだかしっくりこなくって その場面は集中できなかった
役柄の天才ピアニストならではの演奏スタイルと思えばいいのでしょうが、男性陣が自然だっただけに目立ってしまった。
兄貴は良く頑張った方じゃないかと言っていましたが。
社会人ピアニスト 明石を演じた 松坂桃李はもちろん、マサル役の森崎ウィンの青年期の陰も上手くでていたし、塵役の鈴鹿央士は持っている雰囲気がそうであるし、神に愛された天才の雰囲気を上手く演じていた
月夜の 亜矢と塵の「月の光」から始まる連弾の場面は実に綺麗だった
最初に書いた通り、原作を知っているから故の不満はあるけど、映画作品を原作より先にみたら必ず原作を読みたいと思わせた作品
兄貴は原作のことを忘れて、もう一度観てもいいかも・・・と言っていました
蜜蜂と遠雷の魅力的な登場人物それぞれの短編集だそうです。
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