なつやすみ活版歴史教室 @印刷博物館
8月の終わりに印刷博物館で開催された 「なつやすみ活版歴史教室」に参加した
印刷博物館は 東京都文京区のトッパン小石川ビル内にある印刷関連の展示をしている博物館
同じ建物内に クラシックコンサートが行われるトッパンホールがあります。
印刷博物館では 大人のための活版ワークショップが開催され、好評だということを聞き、今回申し込んでみました
「イギリス活字見本帳の世界」と題し、博物館のスタッフの方が講義してくださいました。
この分野のお話は初めて聴くもので、とても興味深かったです。
産業革命の頃、当時 新しく主流になる活字(書体)を作った人(カルソン、バスカービルら)の研究も行われているほど、重要なマイルストーンだったんですね。
そして、その活字を注文する際のカタログが見本帳
実際の見本帳も展示されていてとても興味深かったです。
初めて触れた世界なので、語るほどの知識はありませんが、講座後に博物館内を見学したら、こちらもびっくり
展示数も多く、解説も丁寧で、サラッと見学するにはとても勿体ないくらい。
活字印刷だけにとどまらず図版やポスター、近年のデジタルを介在した印刷などの紹介もあります。
この日は時間がなかったのですが、個人的には 浮世絵のコーナーをじっくりと観てみたいと思いました。
館内にある 印刷の家では印刷を体験できる毎日無料講座も開催しています。